隣人との世間話、話しやすい話題1位は「天気」、話したくない話題1位は?

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2022年05月27日 06:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
トナリスクは5月24日、「隣人との関係性に関する調査」の結果を発表した。同調査は4月18日〜19日、隣人付き合いがある全国の20代〜50代男女1,002人を対象に、インターネットで実施した。


隣人との関わりについて尋ねたところ、52.4%が「あまり関わりがない」、22.8%が「全く関わりがない」と答えた。「とても関わりがある」は4.8%、「ある程度関わりがある」は20.0%だった。「全く関わりがない」という回答は、「マンション・寮に住んでいる人」では35.9%、「一戸建てに住んでいる人」は11.0%で、隣人と全く関わりがない人は、集合住宅居住者の方が多かった。



隣人との理想的な関係性について聞くと、「玄関先などで雑談する」「簡単な世間話をする」「挨拶をする」などの「挨拶程度派」が71.0%で最も多かった。「定期的に食事などに行く」「たまに食事などに行く」「いただきものやお土産をおすそ分けする」といった「親しみ重視派」は16.0%、「関わりはないが、世帯構成など最低限の情報は知っている」「全く関わりがない」といった「無関係派」は13.0%だった。


隣人との関係性について、自身の考え方に当てはまるものを尋ねると、「災害時は助け合いたい」(46.1%)が最も多く、「あまり関わらない方が気楽で良い」(43.4%)、「干渉されるのは面倒くさい」(33.2%)、「非常時には相談したい」(28.2%)、「騒音などの問題があるときは相談したい」(17.9%)、「年代や家族構成が近い方が良い」(13.0%)、「マンション内・近所について情報交換したい」(10.5%)という順になった。


現在の隣人との関係性について点数をつけるとしたら何点であるか尋ねたところ、最も多い回答は「50点」(27.4%)で、全体の平均は約54点だった。最近、隣人の当たり外れが大きい「隣人ガチャ」というワードがメディアで取り上げられているが、仮に「隣人ガチャの当たり=70点以上」とした場合、今回の調査では約36%が当たりに該当することがわかった。


「当たり(70点以上)」に該当する人からは、「適度に会話などをする関係」「深い関わり合いはなく、でも挨拶はするので家族構成や雰囲気は知っていて、安心して暮らせる」といったコメントが寄せられた。一方、「ハズレ(30点以下)」に該当する人からは、「上階の騒音がうるさく、直接話しても反省・改善の態度が全く見受けられない」「隣人が近所付き合いを好まないらしく、引越しの挨拶で持って行ったものも断られたので」などの声が挙がっている。



隣人との挨拶について、心地良いと思う挨拶の仕方について尋ねると、最も多い回答は「おはようなどの挨拶+一言二言」(37.9%)で、「おはようなどの挨拶のみ」(37.0%)、「おはようなどの挨拶+ちょっとした雑談」(16.9%)、「言葉なしの会釈程度」(7.8%)と続いた。


心地良いと思う挨拶の仕方は、「顔を見て挨拶」(58.1%)という回答が最も多く、以下、「笑顔で挨拶」(42.8%)、「はっきり大きな声で挨拶」(26.3%)、「控えめに小さな声で挨拶」(21.1%)という順になった。



隣人との世間話・雑談について話しやすい(良い)と思うトピックについて尋ねたところ、1位は「天気・季節」(71.0%)、2位は「家族・子ども」(21.2%)、3位は「近所のお店の情報」(19.8%)だった。一方、隣人との世間話・雑談について、話しにくいまたは話したくない(悪い)と思うトピックの1位は「宗教」(52.2%)、2位は「近所の人の噂話」(39.8%)、「政治」(35.5%)だった。(フォルサ)
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