マンUの39歳GKグラントが現役引退を表明「本当に貴重な経験だった」

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2022年05月27日 16:08  サッカーキング

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現役引退を発表したGKグラント [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは26日、イングランド人GKリー・グラントが現役を引退することを発表した。

 グラントは1983年生まれの39歳。ワトフォードの下部組織出身で、ダービー・カウンティーで2000年にプロキャリアを開始した。以後はバーンリーやオールドハム・アスレティック、シェフィールド・ウェンズデー、ダービー・カウンティ、ストークなどでプレー。2018年7月にマンチェスター・Uに加入した。

 キャリア通算500試合以上の出場経験を持っている同選手だが、マンチェスター・U加入後の出場機会は2018年9月のリーグカップ3回戦の古巣ダービー戦と、2019年11月のヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第5節のアスタナ戦のわずか2試合だけだった。なお、36歳305日でのアスタナ戦の先発はクラブ史上最年長の欧州デビューとなっていた。

 現役引退を表明したグラントはクラブ公式サイトを通じ、「511試合に出場した後、キャリアの次のステージに進むのに適切な時期だと判断した。楽しい瞬間や奇妙な挑戦がたくさんあったが、それらひとつひとつに感謝している」とコメントを発表した。

「マンチェスター・Uでプレーするという少年時代の夢を叶えることは手の届かないことだと思っていたから、それを達成できたことには大きな誇りと感動でいっぱいだ。過去4年間、ほとんど試合には出ていなかったが、毎日練習場やロッカールームでチームのためにすべてを注いできた」

「世界最大のクラブに加入する機会を決して断ることなどできなかったし、ここで学んだ教訓や出会えた仲間には感謝もしている。挑戦する機会や基準を設定し、真の優れた選手たちやスタッフから学ぶ機会が得られたことは本当に貴重な経験だった」

 なお、イギリスメディア『アスレティック』によると、現役引退を発表したグラントはイプスウィッチ・タウン(イングランド3部)のトップチームコーチに就任することになるようだ。

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