日本ハムは暴投&捕逸が失点に… 大矢氏が若手捕手陣にアドバイス

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2022年05月29日 07:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

5回途中に降板する日本ハム・杉浦(中央)
◆ 捕手の構えを指摘

 日本ハムは巨人に競り負け3連勝ならず。この日はバッテリーミスが失点に繋がるもったいない場面が散見された。

 1点を先制した直後の5回、先発の杉浦はイニング先頭の増田陸をワンバウンドのフォークで空振り三振に抑えたかと思われたものの、この投球を捕手の梅林優貴(24)が止めきれず、ワイルピッチで振り逃げに。その後一・二塁のピンチとなり、バントの構えを見せていた中山礼都を空振り三振に抑えたものの、続く丸佳浩への4球目のフォークがこの回2つ目のワイルドピッチとなり自らピンチ拡大。後の4失点につながるバッテリーエラーとなってしまった。

 また、梅林の代打で登場し試合途中からマスクをかぶった田宮裕涼(21)も、1点差の8回一死二塁の場面で谷川昌希のストレートをミットに当てながら後逸。終盤の失点につながる痛いミスを犯した。

 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹さんは、「バッテリーミスが多かった」と日本ハムの失点パターンを振り返り、若手捕手の「いい勉強になったと思う」とコメント。

 同番組に出演した捕手出身の解説者・大矢明彦さんは、若手捕手2人の構えに言及し「(重心が)ちょっとお尻にかかりすぎていると言っていいのかな…もうちょっとフットワークできるような、少し腰を浮かしているというような姿勢の方がいいのかなと感じました」との見解を述べた。

 指導者としての経験も持つ大矢さんは「自分がサインを出したボールは一番いいところに来るだろうなと思って構えてしまう。そこからちょっと横にいったときというのはイメージから離れてくるので、捕れないということがでてくる」と捕手目線で分析。

 「“何がきても大丈夫なように”というのは、経験がないとできない。色んな経験をさせてもらって、今だったらまだ目を瞑ってもらえるかもしれないんでね…、本当に斎藤雅樹さんが言うように頑張るしか無いので、勉強しながら頑張りましょう」とエールを送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

このニュースに関するつぶやき

  • 育てたいのは分かるから仕方がないけど、若手捕手は見ていてもまだ不安だわ。
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