多部未華子・吉高由里子、クールな目元美人は健在!“パッチリ二重”はもう古い「最新まぶた事情」

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2022年05月29日 08:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

多部未華子(左)と吉高由里子(右)

 TBS系で放送中の日曜劇場『マイファミリー』で嵐・二宮和也の妻役で出演中の多部未華子。多部未華子といえば、華やかでゴージャスな美貌というより、しっとりとしたオリエンタルな雰囲気が人気。そしてその特徴をイメージ付けているのが「目元」。最近は以前よりハッキリした目元になったように見えるが、従来の芸能人のイメージである「幅広のパッチリ二重」ではなく、一重っぽい目元の持ち主。

 同様に「非・パッチリ目の売れっ子女優」として名を上げたいのが、2024年放送予定のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主演に決定した吉高由里子。同じく一重寄りの二重で一重に見える。

 どちらもいわゆる「パッチリ二重」ではないが、画面の中の彼女たちは美しく、存在感もあり、とても美人。もはや時代は「パッチリ目」ではないのか? 『整形ポリス』こと、有名人の劣化問題やプチ整形疑惑にまで鋭く目を光らせている、ネットウォッチが趣味のOL・プラ美と美容ライター・イム子のアラフォーコンビが「最旬の目元整形」から「イマドキの二重事情」を調査!

  ◇   ◇   ◇  

プラ美:テレワークに慣れすぎて久しぶりにメイクしたら、目元のメイクがぼやけるんですけど! 私の黄金メイクテクはどこへ行ったの?

イム子:はは〜ん、それはズバリメイクのせいじゃなくて「加齢」ね。

プラ美:えっ? シワとかないし違うでしょ?

イム子:たるみよ、たるみ! 頬や顎下だけじゃない、まぶたもきっちりたるむのよ!

プラ美:げげっ! フェイスラインは意識してたけど、まぶたは盲点だったわ……。もしかすると平成レトロならぬ、ガチ平成時代にアイプチしすぎたせいかしら?

イム子:確かに過度に触りすぎると、それが肌の負担になるってことはありそうね。思い切って二重手術でもしたら?

プラ美:この吉高由里子ちゃんのようなオリエンタルな雰囲気を捨てろって言うの……? 

イム子:安心して、しっかり似てないから!

プラ美:そういえば一重・奥二重系女優の星といえば吉高ちゃんに多部ちゃんだけど、多部ちゃんは最近、おめめパッチリですごい美女度増してない?

イム子:確かに、子どもを産んだ幸福感からか、美のオーラもアップした雰囲気ね。でも、アラサー以降の「目元」ってどうすればいいのかしら? ちょっと最新の二重事情を調べてくるわ!

今回のターゲット:多部未華子・吉高由里子
「芸能人のパッチリ二重は時代遅れなのか? 二重のトレンドを調査」

回答者:美容整形外科『銀座高須クリニック』  平野正之医師

イム子:美人というと目力、目力といえば幅広のパッチリ二重というイメージがありますが、多部さんと吉高さんは一重にも見える奥二重のお目元です。そんな彼女たちの昔と今を見比べ、目元はどのように変化したのか教えてください!

平野先生:年齢を重ねたせいか、まぶたが変化してますね。吉高さんはまぶたが少しだけたるんだかな? 多部さんは逆にまぶたが痩せたように見え、そのせいか二重のラインが以前より目立っています。

幅広は時代遅れ? 二重幅のトレンドは

イム子:やはりまぶたは年齢を重なると変化するんですね。ところで二人は一見、一重に見えますが、二重なのでしょうか?

平野先生:十代の頃のお写真では、お二人とも奥二重に見えます。日本人は系統的に一重が多いんです。

イム子:やはり奥二重なんですね。しかし、多部さんと吉高さんは「パッチリ二重じゃない」美人です。でも雰囲気がとても美しく、可愛いです。そのポイントはどこにあるのでしょうか?

平野先生美を作るのは目じゃないですからね。目以外の鼻・口・輪郭などパーツの位置や大きさのバランスが非常に良く、特に吉高さんは鼻の下から上唇までと、下唇から顎先までの長さ比が1:2と非常にいいバランス。この“バランス感”がお二人の魅力だと思います。

イム子:なるほど。確かに配置が抜群ですね。とはいえ「二重」への憧れは今も強いと思いますが、美容整形界での人気はいかがでしょうか?

平野先生:確かに昔も今も二重施術は大人気です。中学生や男性のお客様も増えていて、世間の二重志向は強いと思います。

イム子:でも、一時期流行した「幅広のクッキリ二重」はそこまでもてはやされなくなった気が。今はどのような目元が人気でしょうか?

平野先生:メイクもファッションもですが、今はナチュラルな二重が人気です。そもそも、流行とはいえ、流行を追い求めすぎ整形はNG。幅広の二重幅を狭くする修正は、なかなか大変になるので、しっかりカウンセリングしてからの施術を勧めたいです。

オススメの施術、オススメしない施術

イム子:では、二重にしたいけど、あまり幅広なのも嫌だ、という人にオススメの二重施術はありますか?

平野先生:手軽なのは糸で留める埋没法、長持ちさせたいなら切開法でしょうか。中でも埋没法の二点留めはラインを作りやすく安定しやすいので人気です。

イム子:よく、二重手術のやり直しなどSNSで見かけますが、実際に目元は何回もオペできるものなのでしょうか?

平野先生埋没法の場合、手軽とはいえやはり負担はあるので、3回以上はオススメしません。その場合は埋没法を繰り返すより、切開法に変えるなど相談してほしいですね。

イム子:整形は身近な存在になりましたが、しっかり検討することは大事なんですね。では、オススメしない二重施術はありますか?

平野先生:それはもう、バランス感のない施術です! 吉高さんや多部さんのオリエンタルな雰囲気の目元を目指すにしても目指さないにしても、例えば、10mm以上の二重幅を作りたがる、目頭切開タレ目形成をやりすぎるなどはNG。自分ではコンプレックスかもしれませんが、全体のバランスを見ることは将来のためにも非常に重要です。

イム子:自分の顔で気になる部分はたくさんありますが、第三者である医師の意見などをしっかり聞くことはとても大事なんですね。ところで、「二重」ではなく、まぶたの「たるみ」が気になる場合、なにか方法はあるのでしょうか?

平野先生:ひどい場合は、上まぶたのたるみ取り眉下部分を切開する方法もありますが、まずはサーマクールアイなどで始めるのがいいかと思います。施術直後から効果を感じやすいのでリピートする方も多い施術です。ただし、まぶたの場合はたるみなのか、または眼瞼下垂なのか、きちんと診断してから方法を選ぶことが非常に大事ですね。

今回お話を伺ったのは…
平野正之先生
秋田大学医学部卒業、小田原市立病院勤務、各地で形成外科医として勤務。その後、美容外科クリニック入職を経て、令和3年より銀座高須クリニック勤務(instagram)。専門的知識が豊富で丁寧な説明と培われた技術で患者からの信頼も厚い。形成外科専門医、日本美容外科学会会員、日本熱傷学会会員

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