レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、優勝の喜びを語った。29日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝が28日に行われ、レアル・マドリードがリヴァプールを1−0で下し、史上最多となる14度目のヨーロッパ制覇を成し遂げた。アンチェロッティ監督は今回の優勝で、監督として史上最多となる4度目のCL優勝(ミランで2度、レアル・マドリードで2度)という偉業を達成した。
大記録を打ち立てたアンチェロッティ監督は、「とても困難な大会だった。今日の試合も非常にタフなものだったよ。リヴァプールは今シーズン、ほとんど試合に負けていなかったからね」と、優勝までの道のりが厳しいものであったと強調しつつ、優勝の喜びを以下のように語っている。
「とても良い雰囲気のもと、個々のクオリティで違いを生むことができた。我々は優勝に値すると思う。正直、レアル・マドリードでCLを制覇することは、他のクラブでそれを成し遂げるよりも遥かに簡単だよ。クラブの体制や昔からのファンがサポートしてくれるからね。CLを4度も制覇できたことは嬉しいが、レアル・マドリードに戻れたことはもっと嬉しいよ。おかげで私は壮大なシーズンを過ごすことができた。クラブや選手たちが作り上げてきた素晴らしい雰囲気に、とても感謝している。このクラブに戻ってきたことは、私にとって大きな成功だったね」
なお、アンチェロッティ監督の4回のCL制覇の記録は以下のようになっている。
■アンチェロッティ監督のCL制覇の記録
2002−03 ミラン
2006−07 ミラン
2013−14 レアル・マドリード
2021−22 レアル・マドリード