王者マンタイ、序盤リードのTFスポーツがクラッシュ。12時間時点の首位はシューベルト/ニュル24時間

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2022年05月29日 12:40  AUTOSPORT web

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写真シューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3 2022ニュルブルクリンク24時間レース
シューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3 2022ニュルブルクリンク24時間レース
 5月28日(土)にスタートが切られたADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)は、現地29日(日)明け方4時にレースの折り返しとなる12時間が経過。現在の総合トップはイェッセ・クローン駆るシューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3(クローン/アレクサンダー・シムズ/イェンス・クリングマン/ニクラス・クルテン組)だ。

 晴天に恵まれたニュルブルクリンク24時間の決勝日。気温13度、路面はドライという好コンディションのなか、レースは例年どおり3つのグループに分かれてスタートが切られた。その先頭グループでは、前日のトップ・クオリファイでポールポジションを獲得した26号車フェラーリ488 GT3エボ(オクタン126)がトップを守りグランプリコースから北コース“ノルドシュライフェ”へと入っていく。

 しかしフェラーリのリードは長くは続かず。レース開始から約20分後、3番手グリッドからスタート直後にひとつポジションを落としながらも、コース上で3台を交わした7号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ(コンラッド・モータースポーツ)がトップに浮上にする。さらに、一度は7号車に抜かれた99号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)がこれを交わして首位に立った。

■ファントール兄弟によるバトルは苦い結末に

 各車が1回目のピット作業を終わらせると5周目にピットに戻った“アンダーカット”組が上位に並び、90号車アストンマーティン・バンテージGT3(TFスポーツ)がトップを奪うことに成功する。

 コード60違反のペナルティによりグループ1最後尾からのスタートとなっていた、前年王者1号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイ・レーシング)も同様の戦略で3番手に順位を上げると、スタートから1時間30分後にアストンマーティンを交わして総合首位に躍り出た。

 その後、90号車アストンマーティンがポルシェから首位を奪い返してレースが進んでいく。一方、5番手まで順位を落とした1号車は15号車アウディR8 LMSエボII(アウディスポーツ・チーム・フェニックス)と4番手争いを展開。兄ローレンス(マンタイ)と弟ドリス(フェニックス)による“ファントール兄弟”バトルが繰り広げられたが、その結末はショッキングなものとなった。

 ロングストレート“ティアガルテン”でサイドバイサイドとなった2台は、何度か接触を繰り返した後、最後のヒットでポルシェが姿勢を乱し、勢いを殺せぬままガードレールに激しくクラッシュしてしまう。幸いにもローレンスは無事だったが、前年王者の連覇を懸けた戦いは日没前の時点で終わってしまった。

■TFスポーツ、ローヴェが相次いでクラッシュ

 日が落ちたノルドシュライフェでは数多くのアクシデントが発生した。その中のひとつには総合首位を襲ったものもあり、スタート1時間後から約6時間にわたってトップを守ってきた90号車アストンマーティンが単独クラッシュにより姿を消した。

 また、トップ3圏内を走行していた98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)もこの直後に起きたクラッシュにより戦線離脱を余儀なくされている。

 これらのアクシデントの後にトップに立ったのはフェニックスの15号車アウディだ。シューベルトの20号車BMWと、3号車メルセデスAMG GT3(メルセデスAMG・チーム・ゲットスピード)の2台がこれに続き、12時間経過時点では直前にアウディがルーティンのピットに入ったため、シューベルトがトップでレースを折り返している。この段階でのトップとのギャップは3号車メルセデスが約23秒、3番手となった15号車アウディは約34秒だ。
 
 総合4番手は16号車アウディR8 LMS(シェラースポーツ・チーム・フェニックス)、5番手には28号車ポルシェ911 GT3 R(ダイナミック・モータースポーツ)が続いている。

■スバルSTIにアクシデント発生

 2台のポルシェ911 GT3 RでSP9クラスに参戦しているファルケン・モータースポーツは、33号車が総合9番手につけているが、僚友44号車はグランプリコース内でのアクシデントに巻き込まれリヤを損傷。順位を大幅に落としている。

 SP10クラスにトヨタGRスープラGT4で挑んでいるトーヨータイヤ・ウィズ・リング・レーシングは83号車が総合42番手/クラス2番手につけ、84号車は総合132番手/クラス8番手となっている。

 日本勢ではSP3Tクラス優勝を目指すスバルWRX STIをアクシデントが襲った。スタートから10時間を過ぎた時点では総合39番手まで順位を上げていた114号車スバルだったが、11時間目を迎える直前にタイヤトラブルによりストップ。ドライブしていた佐々木孝太からチームに入った無線によると、長い下り坂を6速全開で下っている最中にタイヤがバーストし、右側のガードレールに当たった後にコースの左側に止まったという。
 
 このアクシデントによりスバルは総合71番手/クラス3番手まで順位を落としているが、幸いにも佐々木に怪我はないことが報告されている。

 この他、木下隆之組880号車BMW M2レーシング・カップ(シューベルト・モータースポーツ)は総合70番手/カップ5クラス首位、小西隆詔組871号車BMW M2レーシング・カップ(アドレナリン・レーシング)は総合130番手/カップ5クラス2番手となっている。

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