スペイン代表MFイスコが、レアル・マドリード退団を自身の公式SNSで発表した。
現在30歳のイスコは、バレンシアの下部組織出身。2011年夏に加入したマラガでブレイクを果たし、2013年夏にレアル・マドリードへと完全移籍した。
レアル・マドリードに在籍した9シーズンで公式戦通算353試合に出場し、53ゴール56アシストを記録。5度のチャンピオンズリーグ優勝、3度のラ・リーガ制覇などを経験した。しかし、近年は序列が低下し、今夏の契約満了に伴い退団することになった。
イスコは30日にインスタグラム(iscoalarcon)を更新。レアル・マドリードへの移籍が確実と噂されながらもパリ・サンジェルマンとの契約を延長したフランス代表FWキリアン・エンバペに対する痛烈な皮肉を交え、“白い巨人”に別れを告げた。
「マラガにいたとき、僕は去らなければならないと思った。僕は他のチームにこの身を捧げていた。だけど、レアル・マドリードが僕のドアを叩いたら、彼らにノーと言うことはできないし、言うべきでもない。例外は常にあるけれどもね(亀と泣き笑いの絵文字)」
「(加入当時)マドリードがチャンピオンズリーグで何年も優勝していないのに、10回目の優勝をするような気がする、と仲間に言ったことを覚えている。その後に起こったことは、歴史の通りだ」
「9年後、子供の頃の夢をすべて叶えてくれたクラブでの生活が終わった。夢を叶え、想像以上のタイトルを獲得し、偉大な選手とプレーし、素晴らしい人々に出会った。チームメイト、コーチ、テクニカルスタッフ、フィジオ、キットマン、バルデベバス(練習場)、サンティアゴ・ベルナベウの従業員、すべての仕事、愛情、サポートに感謝したい。また、初日から信じられないような形で僕を迎え入れ、世界のあらゆる場所でこのチームに付いてきてくれるファンのみんなにも感謝したい。また会おう。そしてアラ・マドリー」
【画像】イスコがレアル・マドリード退団を発表
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