西武・山川に「令和初の三冠王」の声… 12球団の本拠地制覇弾&不敗神話も継続

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2022年06月01日 07:00  ベースボールキング

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ベースボールキング

西武 山川穂高
◆「森が帰ってきたので、結構勝負してもらえる」

 西武は阪神とのカード初戦を制し3連勝。4番・山川穂高が決勝の17号先制ソロを放ち、チームを勝利に導いた。

 山川は2回先頭打者として迎えた第1打席に、カウント1ボールから相手先発・西勇輝の投じたシュートを強振。打った瞬間それとわかる先制ソロホームランを左翼席に放り込んだ。

 甲子園ではキャリア初の本塁打で、プロ9年目にして12球団の本拠地全てで本塁打を記録。自身が本塁打を打てば今季14戦14勝と、チームの“不敗神話”も更新した。

 5月31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、現時点で本塁打と打点の主要打撃2部門でトップに立っている山川への「三冠王」の期待する声が続出。

 達川光男さんは「令和初の三冠王をとるんじゃないかと思うんだけどね」と切り出し、番組MCを務めた大久保博元さんは「シンプルに“いちにのさん”で打ってくれたら成績は残る」と今季の状態の良さに言及。電話出演した井端弘和さんも「(三冠王の可能性は)充分あると思いますね。あとは打率だけだと思います」と太鼓判を押した。

 31日の阪神戦では先制弾に続き、4回の第2打席に中安打を放ち、3打数2安打1四球1打点。今季17本塁打、37打点と数字を積み上げ、規定打席未達ながら打率も「.338」に上昇した。

 打率トップの日本ハム・松本剛は依然として「.386」のハイアベレージをキープしているが、達川さんは「(山川も)打率3割5分くらいいけばあるんじゃないか。後ろに森が帰ってきたので、結構勝負してもらえる」と分析。ここ3試合連続で森友哉が起用されている5番打者の存在も、タイトルレースのカギを握ることになりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』
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