松中氏がオリ杉本の“復調の証”指摘 交流戦では8戦13安打の打率.406

1

2022年06月02日 07:52  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

オリックス・杉本裕太郎
◆ 「ホームランも良かったですけど…」

 オリックスは投打が噛み合い、DeNAとの対戦カードを1勝1敗のタイに戻した。打っては主砲の杉本裕太郎が2試合ぶりの一発となる4号2ランを含む2安打2打点。打撃の好調ぶりをアピールした。

 今季初めて「3番」で起用された杉本は、1点リードで迎えた3回一死二塁の場面で、カウント1ボールからロメロが投じた2球目のカットボールをとらえ、バックスクリーン直撃の4号2ラン。7回一死二塁の第4打席はクリスキーの内角高め156キロを詰まりながらも右前へ運び、その後の得点機を演出した。

 1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の松中信彦さんは「ホームランも良かったですけど、僕はその次のライト前ヒット、これが良かったと思います」と第4打席の右前安打を評価。

 決して会心の打球ではなかったが、「今年はインコースを徹底して攻められているんですよ。それを昨年は詰まってでも右前へ打っていたんですね。その形が7回のこの打席で出た。“調子が上がってきている”というのはすごく見えてきています」と分析した。

 昨季打率.301、32本塁打で本塁打王に輝いた杉本は、今季ここまで40試合に出場して打率.216、4本塁打、12打点と寂しい数字が並ぶものの、交流戦に入ってからは8試合で32打数13安打の打率.406、2本塁打、OPS1.049と絶好調。打線を牽引する働きを見せている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』
    ニュース設定