ヤクルトが8回一挙5得点で逆転勝ち!「やり返してやろう」内山壮真が執念の勝ち越し打

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2022年06月02日 22:40  ベースボールキング

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ヤクルト・内山壮真 (C) Kyodo News
◆ 指揮官も称える2年目捕手の奮闘

 ヤクルトが本拠地でロッテに勝ち越し。

 序盤から中盤はロッテに主導権を握られる苦しい展開も、8回に一挙5点を挙げる猛攻。7−3で逆転勝ちを収め、これで交流戦3カード連続の勝ち越しとなった。




 先発したアンドリュー・スアレスが立ち上がりにいきなりの3失点。追いかける展開でスタートしたこの試合。

 反撃は6回、先頭の3番・山田哲人が3戦連発の12号ソロ。「早く1点でも取って悪い流れを変えたかった」の言葉通り、攻めあぐねていたロッテ先発・小島和哉のカットボールをレフトスタンドに叩き込んで反撃の狼煙を上げる。

 すると7回、2番手・東條大樹から太田賢吾がライトへ今季1号のソロを放って1点差。前日から続く一発攻勢でじわりじわりとその差を詰めていった。



 こうして2−3で迎えた8回裏。3番手のタイロン・ゲレーロに対し、先頭の代打・川端慎吾がセンターに弾き返す安打を放って出塁。四球も重なって無死一・二塁とチャンスを作ると、主砲・村上宗隆は三振に倒れたものの、5番のホセ・オスナが変化球をレフトに運ぶ適時打。試合を振り出しに戻す。

 さらに相手のミスで一死満塁となると、ここまで無安打だった7番・内山壮真が前進守備の右中間を突破する走者一掃の適時二塁打。「何とかここでやり返してやろう」と意気込んで放った一打は値千金の勝ち越し打となり、6−3と試合をひっくり返した。


 高津臣吾監督は終盤の猛攻について「哲人の1本でなんとなく行けるんじゃないかという雰囲気になりました」と語り、雰囲気を変えた山田の一発を称賛。

 また、貴重な勝ち越し打を放った内山にも「しっかりと打席の中で考えている。いろいろなことを思いながらスイングしているなと伝わってきた」と、奮闘する2年目捕手を称えた。


 序盤戦から混戦模様の交流戦。9試合を終えて6勝3敗のヤクルトは、ソフトバンクと並んで首位に立っている。

 3日からはカードが変わって西武との3連戦となるが、優勝に向けて弾みをつけることができるだろうか。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)




【動画】ヤクルトが終盤一気の逆転勝利! 6月2日:ヤクルト−ロッテのハイライト
6月2日(木)日本生命セ・パ交流戦 千葉ロッテマリーンズ戦⚾️
スワローズ活躍部分のハイライト動画をお届けします📺#swallows #熱燕#スワローズハイライト動画 pic.twitter.com/QCh3bsNKCp— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) June 2, 2022

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  • 若手を潰してまでポンコツ中堅に拘る鴎と若手を積極的に使い選手層を厚くしてる燕。5位と首位の違いがよく出てた試合だと思う。
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