インサイドハーフで躍動の鎌田大地「僕らが出て攻撃力が上がらないと意味がない」…得点シーンについては「狙っていた」

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2022年06月02日 23:12  サッカーキング

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1ゴール1アシストの活躍を見せた鎌田大地 [写真]=金田慎平
キリンチャレンジカップ2022が2日に行われ、日本代表がパラグアイ代表に4−1で勝利した。

 この試合にインサイドハーフとしてスタメン出場を果たした鎌田大地は、42分に堂安律のクロスに頭で合わせ、チームの2点目となるゴールを記録。85分には田中碧のゴールをアシストし、1ゴール1アシストの大活躍でチームの大勝に大きく貢献した。

 試合後にオンライン取材に応じた鎌田は、得点シーンについて「インサイドハーフがあそこに入っていかないとダメだと思っていました。4−3−3のチームとやっていても、インサイドハーフが強いとああいったところに入って得点しているイメージなので、自分も狙っていました」と振り返りつつ、「最初にゴールできて、気持ちも楽になったが、後半もチャンスがあったので、欲を言えばもっと得点が取れればよかったと思います」と、反省点も口にした。

 この試合ではスタートからは原口元気と、後半途中からは田中碧とインサイドハーフでコンビを組んだ鎌田。2人との連携について「久々の代表戦で、いつものメンバーではなく、イージーミスも多かったと思いますけど、だんだん慣れてきたとは思います。最初に元気君と出た時は難しかったですけど、ああいった時間を耐えて、先制できたからこういう展開になったと思います。碧と組んだ時は相手も間延びしていたので、より簡単だったかなと思います」とコメントし、自らがインサイドハーフで起用されることについては以下のように言及した。

「トップ下でもインサイドハーフでも自分はどちらでも変わりがないというか。強いチームとやってみないとわからないですが、前からインサイドハーフはできると言っていました。フランクフルトでもインサイドハーフで何試合も出ているので。どちらのポジションでもやりやすさは変わらないです。もちろん僕らが出ていて攻撃力が上がらないと意味がないと思います」

 6日に控えるブラジルとの一戦に向けては「ブラジルレベルになると今日のように僕たちがボールを握れる展開ではないので、ブンデスで上位チームとやるときもそうですけど、結局取ってからショートカウンターになると思います。今日より守備的になる部分もあるし、僕自身も攻守の割合をしっかり考えないとダメになるでしょう。普段からそういう上のチームとやることもあるので、その比重は自分で調整できます。上のチームとやるときはこんなにボールは握れず、ショートカウンターになると思います」と語った。

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