南アフリカでは、ラグビーやクリケット以外にボクシングも昔から人気のスポーツである。故ネルソン・マンデラ元大統領も若い頃からボクシングをたしなんでおり、自伝『Mandela: Long Walk to Freedom』の中で「ボクシングは平等主義だ。リングの上では地位も年齢も肌の色も貧富の差も関係ない」と述べていたが、その美しい精神を台無しにするトレーナーが現れた。『The Mirror』など複数のメディアが伝えている。
今回の件について、「ボクシング南アフリカ(Boxing South Africa)」は「セディアン氏の行為は、ボクシング法と規則が掲げる精神に反し、このスポーツの評判を落としている」「ボクシングはプロのスポーツであり、すべての選手は常にプロとして行動することが期待されている」と声明を発表、またマガガネ選手と彼のチームに謝罪した。