阪神が6点差を跳ね返す執念の逆転劇 大久保氏「弱いチームじゃないですよ」

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2022年06月04日 07:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神の大逆転勝利に貢献した(左から)大山、島田、山本 (C) Kyodo News
◆ 3本塁打の大山が打線を牽引

 阪神が6点差をはね返す大逆転劇で3連勝。

 先発のウィルカーソンが3回7失点と大炎上し、序盤から大量ビハインドの苦しい試合展開となったが、2回に反撃の10号ソロアーチを放っていた5番・大山悠輔が4回に2打席連発の11号ソロをバックスクリーンに放り込み反撃開始。4回から登板した2番手・藤浪晋太郎が2イニング無失点で踏ん張ると、5回に代打・北條史也の適時内野安打で1点、続く6回には6番・糸原健斗の適時打と併殺の間の得点で2点を返し2点差に。

 そして迎えた8回、一死無走者から大山の3打数連発12号で1点差に詰め寄り、さらに堀瑞輝を一死満塁と攻め立て、代打・山本泰寛が値千金の右前同点適時打。続く1番・島田海吏が押し出し四球を選び逆転に成功し、3番・近本光司にも適時打が飛び出し加点した。2点リードの最終回は抑えの岩崎優が締めくくってチームは3連勝となった。

 3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大久保博元さんは「弱いチームじゃないですよね。今後このチームってまだまだいい野球を見せてくれるなと思わせる攻撃でした」と振り返り、「(逆転の押し出しも)島田が当たってもいいからという気で踏み込んでいるからボールになった」と選手が諦めずに戦った執念を評価した。

 3本塁打を放った大山については「全部完璧でした。甲子園って僕ら経験していますがほんとに広いですからね」と絶賛。

 同じく解説を務めた斎藤雅樹さんも「素晴らしかったですね。大山と佐藤輝が打つとやっぱりこのチームは乗っていきますよね」と、今後へ勢いのつく勝利であると見解を述べた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

 

このニュースに関するつぶやき

  • 日ハムは、相変わらず先制するのに逆転されますね。あの佐々岡カープでもカード勝ち越しできるのですから。
    • イイネ!9
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