東京出身のホンマタカシは、1999年に写真集「東京郊外 TOKYO SUBURBIA」で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2019年には写真集「Symphony その森の子供 mushrooms from the forest」および「Looking Through - Le Corbusier Windows」を刊行した。今回の「SELF 07」では、「都市とファッション」をテーマにピンホールの原理を応用したカメラ・オブスクラの手法で東京の街を表現したという。
サンローランのクリエイティブディレクター アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)が選んだ写真家は他に、パリのハリー・グリエール(Harry Gruyaert)、ロンドンのオリヴィア・アーサー(Olivia Arthur)、ニューヨークのアレックス・ウェッブ(Alex Webb)、ソウルのテソン・リー(Daesung Lee)、上海のバードヘッド(Birdheard)といった顔ぶれ。それぞれの個性が反映された作品が、各国で同時期に展示される。