ケイン、代表通算50ゴールに到達…ルーニー氏以来史上2人目の快挙

イングランド代表FWハリー・ケイン（トッテナム）が、同代表通算50ゴールに到達した。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』が試合後の同選手のコメントを伝えている。

　ケインは7日に行われたUEFAネーションズリーグ（UNL）・リーグA・グループ3第2節のドイツ代表戦に先発出場すると、0−1で迎えた88分にPKを決めて同点ゴールをマーク。なお、試合は1−1のドローに終わった。

　この試合の得点により、ケインは代表通算得点数が「50」に到達。データサイト『OPTA』によると、同選手はウェイン・ルーニー（通算53ゴール）氏以来、イングランド代表では史上2人目となる50ゴール到達者になったという。

　ケインは試合後、「（得点を決められて）本当にいい気分だった。試合序盤には何度かチャンスがあったが、最初のはバーを越え、2つ目は（マヌエル・）ノイアーにうまくセーブされた。今日はそういった日になるのかと思っていた」と振り返り、次のように続けた。

「試合の最後の30分は攻め続けようとして最高のフットボールができたと思う。フィジカル的に僕たちはとても強かった。ゴールを決められたのは良かったが、最後にゴールを奪うことができなかったのは残念だった。ゴールを決めることは大好きだ。特に自分の国のために決めるのは好きだ。チームを助けることができる時はいつでも、それが最も重要なことだ」

　また、4日に行われたハンガリー代表戦を0−1で敗れ、ドイツ戦も引き分けたことで、今シーズンのUNLはここまで未勝利でグループ最下位となっているイングランド代表。ケインは「今夜はバウンスバックを見せて結果が残せてよかった。ここは簡単な場所ではない。次はホームで2試合あるから2勝できるようにしたい」と挽回を誓った。