オリックス6連勝で交流戦連覇も視野 中嶋監督「上がってきたのかな」

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2022年06月08日 11:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

オリックス 中嶋聡監督[写真=Rinco]
○ オリックス 6 − 1 ヤクルト ●
<1回戦・京セラD大阪>

 オリックスが怒涛の攻撃で昨年の日本シリーズで敗れたヤクルトとの3連戦の初戦に快勝。チームは6連勝で、今季の貯金を「1」とし、交流戦では同率首位のヤクルト、阪神と1ゲーム差に迫った。

 オリックスは3回に2点を先制した直後、先発の山岡泰輔が制球を乱し3四球で押し出しの1点を与えてしまう。しかしその裏、新外国人のマッカーシーが、ヤクルト先発のサイスニードから本拠地初アーチとなる2号ソロを右翼スタンドへ放ち再び2点差に。続く5回には中川圭の犠飛、杉本裕太郎の適時二塁打、T-岡田の適時内野安打で畳み掛け突き放した。

 猛打賞の福田は「全打席で積極的にいけたことが、いい結果につながったのかなと思います!」と自身の打席を振り返り、「最初の1、2打席目は、しっかりと相手ピッチャーの特徴などをつかめるようにしていますし、試合の後半は絶対に出塁して、貴重なホームインが出来るように意識してやっています」と話した。

 中嶋聡監督は「先制して中押しというか、点を取れたのが大きい」と試合を振り返り、「点を取られた後だったので、非常に大きいホームランだったと思う」と、流れを呼び戻した4回のマッカーシーの一発を称えた。

 6月は無傷の6連勝と上昇ムードも、指揮官は「とても6連勝しているような気はしない」とコメント。「交流戦から乗ったというよりは、自分のチームの中で育ってきてるのかなと。勢いが。みなさん、上がってきたのかなと。どんなだけ遅いねんと…」と本音も漏らした。

 8日の試合に勝てば、他球場の結果次第で交流戦首位タイに浮上する可能性もある。残り5試合での交流戦逆転連覇も視界に入ってきた。


取材・文=どら増田

このニュースに関するつぶやき

  • オリックスは、不調の打者が良くなっているし、昨年活躍できなかった山岡投手が、復調して来たから、パ・リーグの優勝争いに、加わって来たと思います。
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