トッテナムが、ミドルスブラに所属するU−21イングランド代表DFジェド・スペンスの獲得に近づいているようだ。10日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。
現在21歳のスペンスは、攻撃的な右サイドバック。2018年夏にフルアムの下部組織からミドルスブラの下部組織へと移籍し、2018年8月のリーグカップでデビューを飾った。
2021−22シーズンはノッティンガム・フォレストに期限付き移籍。右ウイングバックのレギュラーとして公式戦50試合に出場し、N・フォレストの24シーズンぶりとなるプレミアリーグ復帰に貢献した。活躍が評価され、イングランドのプロサッカー選手協会(PFA)による2部チャンピオンシップのベストイレブンに選出された。
国内外から注目を集める存在となったスペンスだが、争奪戦を制したのは“スパーズ”となったようだ。報道によると、移籍金およそ2000万ポンド(約33億円)でミドルスブラとクラブ間合意。本人もトッテナムへの移籍を選択しているという。
来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したトッテナムは、今夏の移籍市場で大型補強を目指している。すでにクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチとイングランド代表GKフレイザー・フォースターをフリートランスファーで獲得しており、インテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニにも触手を伸ばしている。