ヤクルト高津監督「リリーフみんながMVP」 救援陣11戦連続無失点で交流戦V

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2022年06月11日 19:30  ベースボールキング

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ヤクルト・高津臣吾監督
● ソフトバンク 4 − 7 ヤクルト ○
<2回戦・PayPayドーム>

 ヤクルトが2018年以来、2度目の交流戦Vを決めた。敵地で鮮やかな逆転勝利を見せ球団新記録の9カード連続勝ち越し。交流戦期間もパ・リーグ全6球団に勝ち越し、セ・リーグ球団では初の“交流戦完全制覇”を達成した。

 1−4と3点を追う5回、4番・村上が18号2ランを左翼ホームランテラスへ運び1点差。6回は二死満塁で再び村上が、今度は19号グランドスラムを右翼ホームランテラスへ運び7−4と試合をひっくり返した。頼りになる若き大砲は2発6打点の大暴れ。これで19本塁打&53打点とし、本塁打と打点ランキングでリーグ単独トップに躍り出た。

 投手陣は先発のスアレスが5回途中4失点で降板したが、あとを受けた梅野、コール、今野、マクガフが無失点リレー。ソフトバンク打線に反撃を許さず、2番手の梅野が3勝目(1敗)、守護神のマクガフは20セーブ目をマークした。

 試合後は交流戦優勝監督インタビューが行われ、高津監督は「パ・リーグを意識してずっと戦ってきた。全チームに勝ち越して優勝できたことをうれしく思います」とコメント。勝負強さを見せた村上については「2スイングで2ランと満塁(弾)ですからね。追加点がほしいタイミングで、しっかりしたスイングをしてくれたと思います」と笑顔で振り返りながら賛辞を贈った。

 この試合も安定しているリリーフ投手たちが無失点リレーで締め、これで救援陣は5月31日のロッテ戦(神宮)から11試合連続の無失点リレー。指揮官は「この交流戦を通じて、先発ピッチャーから最後のマクガフへ、どうつなぐかというところはよくできたと思います。リリーフみんながMVPだと思っています」と、粘り強くゼロを刻み続けたリリバーたちにも労いの言葉を送った。

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  • そして各社一斉2年契約延長続報。盤石なのと共に、6様こと宮本慎也の燕でのドアが閉まり始めた。さて、来期他球団のコーチはあるか。波留よりか宮本の方がいいと思うけどね。
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