斎藤雅樹氏「村上選手のMVPは間違いない」交流戦Vのヤクルトを解説陣が絶賛

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2022年06月12日 06:54  ベースボールキング

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ヤクルト・村上宗隆 (C)Kyodo News
◆ ココ一番で輝く「4番」にあっぱれ!

 ヤクルトが交流戦1試合を残して最高勝率を確定させ、4年ぶり2度目となる交流戦優勝を果たした。

 優勝を決めた11日のソフトバンク戦は、先発のスアレスが4回までに4点を失うビハインドの展開だったが、4番・村上宗隆が5回無死一塁の場面で2試合連続となる18号2ランを放ち1点差に詰め寄ると、続く6回も二死満塁で村上が打席に入り、ボールカウント3−2からワンポイントリリーバーの左腕・嘉弥真新也が投じたスライダーを右翼席へ放り込み逆転満塁ホームラン。若き主砲が2打席連発6打点の大活躍を見せ、交流戦優勝を手繰り寄せた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の江本孟紀さんは、パ・リーグの全6球団に勝ち越す“完全優勝”を成し遂げたヤクルトの戦いぶりについて、「スキがない。ばかばか打ったとか打たれたとかなく、投打のバランスをうまくとって、少ないリードを守ったり、ここぞの一発で点を取ったり、非常に安定した戦い方でしたね」と振り返った。

 また、同じく番組に出演した斎藤雅樹さんは「打って欲しいというときに打てるのが“4番”だし、それが出来ているのが村上選手。チームを常に引っ張っていく責任感もあると思います」と、チームの主砲として快進撃を牽引している村上の働きぶりを絶賛した。

 江本さんと斎藤さんは番組の最後に「交流戦MVP」を問われると、2人揃って「村上」と即答。斎藤さんは「ここで打って欲しい!というときに打ってくれる。だからこそ“4番”であるし、村上選手のMVPは間違いないです」と、圧倒的な存在感を放つ22歳のMVP受賞に太鼓判を押した。

 交流戦1試合を残した11日終了時点で、村上は全17試合に出場し打率.377(3位)、6本塁打(2位)、13打点(6位)、OPS1.290(1位)の好成績。

 他球団を見渡せば、7本塁打、19打点で打撃2冠の大山悠輔や、3戦3勝、防御率0.00の青柳晃洋ら、2位フィニッシュを確定させている阪神勢の活躍も目立つが、V決定試合でツバメの4番が残したインパクトはあまりに強烈。

 解説陣は交流戦期間中に5本の殊勲打を放った村上をMVPに推した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【実際の動画】村上が2戦3発…故郷“九州”で交流戦Vに導く大暴れ
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