アメリカの学校では1年ごとに生徒個人とクラス写真、学校での行事や日々の様子を捉えた「Yearbook(イヤーブック)」が作成され、最後に設けられた余白ページには寄せ書きを送り合う。6年生の息子を持つある母親は、いじめを受ける息子がほんの数人にしか寄せ書きをもらえなかったことにひどく心を痛めた。「少しでも息子の苦悩に共感して欲しい」と母親が保護者用のプライベートチャットグループに悲痛な思いを投稿したところ、上級生たちを中心にすぐさま温かい支援の輪が広がり、さらにハリウッドスターからも声援が寄せられたという。心温まるニュースを『LADbible』『The Washington Post』などが伝えている。
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米コロラド州ウェストミンスターにある公立校「チャータースクール・アカデミー(Academy of Charter Schools)」に通う6年生のブロディ・リッダー君(Brody Ridder、12)は5年生で転校してきて以来、名前を呼ばれてからかわれたり、突き飛ばされるなどのいじめを繰り返し受けてきた。
画像は『The Washington Post 2022年6月2日付「Classmates wouldn’t sign his yearbook. So older students stepped in.」(Courtesy of Simone Lightfoot)(Courtesy of Cassandra Ridder)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 YUKKE)