バルサやアトレティコが関心も…C・ソレールが移籍報道に言及「焦ることが嫌い」

バレンシアのスペイン代表MFカルロス・ソレールが、自身の移籍報道について言及した。13日付でスペイン紙『アス』が伝えている。

　現在25歳のC・ソレールは、7歳でバレンシアの門を叩き、2016年12月にトップチームデビュー。ここまで、バレンシア一筋でプレーを続け、公式戦223試合に出場し35ゴールを記録している。しかし、財政難に陥るバレンシアは今夏の移籍市場で主力選手の売却を検討しており、C・ソレールに対してはバルセロナやアトレティコ・マドリードを筆頭に国内外の複数クラブが関心を寄せていると報じられてきた。

　バレンシアとの現行契約が2023年6月30日に満了を迎えるカルロス・ソレール。同クラブ退団の可能性が高いと『アス』が指摘している中、同選手は「焦ることが嫌いで、（報道から）逃げることや断つことしか考えていない。今から車で、恋人の待つセビージャに行くんだ。あなた方（メディア関係者）は僕の将来について話を続けるだろうが、自分自身はこの件から離れ、これから始まるバカンスのことを考えたい」とメディアの憶測にとらわれず、バカンスを楽しみたいと口にしている。

　バレンシアは9日、今シーズンのチームを率いたホセ・ボルダラス氏を解任し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督就任を発表。ガットゥーゾ新監督は主力選手の売却について「（クラブ会長のピーター）リムは私に、強制的な形で選手を売却する必要があるとは言っていない」と一蹴しているが、来シーズンの“メスタージャ（バレンシアの本拠地）”でC・ソレールはプレーしているのだろうか。