マンチェスター・Cは13日、クラブ公式サイトでノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの移籍が完了し、7月1日付でチームに加入することを正式に発表した。
現在21歳のハーランドは、2000年7月21日にイングランドのリーズで生まれ、母国のブリンFKでキャリアをスタートさせた。その後は母国の強豪モルデや、オーストリアのザルツブルクでのプレーを経て、2020年1月にドルトムントに加入。加入初年度から得点を量産し、ドルトムントではここまで公式戦89試合に出場し86ゴール23アシストという凄まじい成績を残した。ノルウェー代表としてもここまで公式戦21試合に出場し20ゴールを記録している。先日、父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏も現役時代にプレーしたマンチェスター・Cへの移籍が発表されていた。
すでに今夏の獲得合意を発表していたマンチェスター・Cは13日、クラブ公式サイトにてハーランドの移籍手続きが完了したことを発表。2027年夏までの5年契約を結び、7月1日にマンチェスター・Cに加入することを伝えた。加入が正式に発表されたハーランドは、「これは僕と僕の家族にとってとても誇らしい日だ」と加入の喜びを口にし、新シーズンに向けて次のように意気込みを語った。
「僕はずっとこのクラブを追ってきたし、特にここ数シーズンはずっと見ていたよ。プレースタイルがエキサイティングで感心せずにはいられない。多くのチャンスを作っているから、僕のような選手にはピッタリだよ。ワールドクラスの選手が揃い、ペップ(グアルディオラ監督)は史上最高の監督の1人だ。僕は自分の野望を叶えるのにふさわしい場所に移籍したと思っているよ。ゴールを決め、トロフィーを獲得し、サッカー選手として向上したい。ここではそれができると確信しているよ。これは僕にとって素晴らしい移籍だと思うし、プレシーズンが待ちきれないよ」
ハーランド加入によってマンチェスター・Cは、以前から熱望していたストライカーの獲得を達成。ファンやサポーターの間では悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇への期待が高まっていることだろう。果たして新シーズン、スカイブルーのユニフォームに袖を通したハーランドはどのようなプレーを見せるのだろうか。