あと1人、あと1ストライクで… 元巨人・マイコラス“1失点ノーヒッター”逃す

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2022年06月15日 12:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

スタンディングオベーションを受けて降板するマイコラス
○ カージナルス 9 − 1 パイレーツ ●
<現地6月14日 ブッシュ・スタジアム>

 2017年シーズンまで巨人でプレーしていたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手(33)が現地時間14日(日本時間15日)、本拠地でのパイレーツ戦で9回二死までノーヒットに抑える好投を見せた。

 序盤2イニングで7点の援護をもらったマイコラスは、2回に死球、3回に味方のエラーと四球で走者を背負いながらも、無失点投球。4回先頭打者の平凡な飛球を左翼手・エペスが落球し、無死二塁からの内野ゴロ2本で1点こそ失ったものの、その後も安打は許さず8回まで15打者連続アウトの快投を披露した。

 ノーヒッターの快挙が目前に迫る9回、先頭の9番・ペレスを三ゴロ、1番・マルカノを右飛に打ち取り大記録にリーチ。2番・ミッチェルもカウント2−2と追い込み、場内は総立ちで歓喜の時を待っていたが、この試合129球目となる外角低めカーブをとらえられた大飛球は無情にも中堅手・ベイダーの頭上を越えてエンタイトルツーベースに。あと1アウト、あと1ストライクというところで快挙達成を阻まれた。

 マイコラスは初安打を許したところでお役御免となり、本拠地に駆け付けたファンからのスタンディングオベーションを受けて降板。この日は8回2/3を投げ1安打1失点(自責点1)、2四死球6三振の内容で、チームトップタイの今季5勝目(4敗)を掴み、防御率もチームトップタイの「2.62」に良化した。



【実際の動画】マイコラス快挙ならず悔しさ滲む表情…9回二死からヒットを打たれた瞬間
Miles Mikolas loses a no hitter with two strikes in the 9th inning pic.twitter.com/GuPSZSAt8v— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) June 15, 2022
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