2部降格のレバンテ、主将のモラレスが退団発表「希望したものではなかったが…」

0

2022年06月18日 15:54  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

モラレスがレバンテ退団を発表 [写真]=Getty Images
レバンテの主将を務めるスペイン人FWホセ・ルイス・モラレスが、自身の公式Twitter上で同クラブからの退団を発表した。

 モラレスは1987年7月23日生まれの現在34歳。2011−12シーズンからレバンテに在籍している。2020−21シーズンにはコパ・デル・レイ(国王杯)全7試合でピッチに立ち、ベスト4進出に多く貢献。2021−22シーズンはラ・リーガ35試合に出場し13ゴールを挙げたものの、クラブは序盤から低迷を続け、6シーズンぶりのセグンダ降格という憂き目にあっていた。

 レバンテとモラレスの契約は2023年夏までとなっており、同選手自身も残留を望んでいたことから、新シーズンは2部でプレーするものだと思われていた。しかし、『アス』など複数のスペインメディアによると、ビジャレアルの提示したオファーを断ることができず、モラレスは個人残留を果たすことが濃厚だと報じられている。移籍金は350万ユーロ(約5億円)で、契約期間は2年間となる見込みだ。

 モラレスは自身の代理人を務めるハビエル・ピケル・ロペス氏の公式YouTubeチャンネル内の動画にて、ファン・サポーターのクラブへの熱いメッセージを述べた。モラレスは自身の公式Twitterでこの動画を引用リツイートしている。

「この言葉を発する日が来るとは思ってもいなかった。永遠の別れではなく、『またね』だ。僕は11年前、サッカーを楽しんで夢を見る子どものような想像とともに、レバンテへとやってきた。常々、レバンテが僕のすべてだと言ってきた。なぜなら、レバンテがサッカー選手としてのチャンスを与え、今の僕を形成してくれたからだ。そして、何度も言っているように、レバンテは僕の故郷だ。これからもずっと変わらないし、誰かが奪うことのできるものでもない」

「僕たちの道は別々になる。別れは決して楽しいものではなく、ましてや最も愛していたものに別れを告げなければならないのだから、その苦しさはなおさらだ。今シーズンのように悪いこともあったが、それ以上に良いこともたくさん経験した。僕の記憶と心の中にずっと残っていくだろう」

「僕のファンでいてくれる全ての方々に、感謝させて欲しい。皆さんの中には、僕がクラブを去るという決断をしたこと、そしてその経緯に失望している方もいると思う。自分自身が強く希望したものではなかったが、状況が導いたものであると断言する。ここに残ると言ったとき、僕はレバンテの魂と語り合い、残留が正しい道だと信じていた。僕がこれまでにしてきたこと、言ったこと、感じたこと、苦しんだこと、そして泣いたこと。すべてに対して、皆さんに許しと理解を求めている。それはいつも心からのものであり、このクラブに対する限りない愛の感情だった。レバンテのファンはクラブにとって最大の財産だ。良い時も悪い時も、いつもそばにいてくれた。そして僕自身、いつも皆さんの応援、信頼、愛情に包まれて、愛されていると感じていた。皆さんの応援がなければ、今の僕はない。レバンテが早く本来の居場所である1部に戻れることを祈っている。ありがとうございました」


【動画】モラレスがレバンテ退団を発表
Hasta pronto, Levante UD 💙♥️ https://t.co/aI1BTI2G8E— Jose Morales (@jose1987morales) June 17, 2022

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定