アーセナルが、スペイン代表FWアルバロ・モラタに関心を示しているようだ。19日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在29歳のモラタは、アトレティコ・マドリードとヘタフェの下部組織を経て、2008年にレアル・マドリードの下部組織に加入。2010年12月にトップチームデビューを飾った。2014年夏にユヴェントスへ完全移籍すると、2016年夏にレアル・マドリード復帰を果たしたが、1年後にはチェルシーへと完全移籍。2019年1月からアトレティコ・マドリードに所属し、2020年夏に買い取りオプションが付随した期限付き移籍でユヴェントスに復帰した。
昨年夏に期限付き移籍期間が延長され、2021−22シーズンは公式戦48試合に出場し、12ゴール9アシストを記録した。3500万ユーロ(約50億円)の買い取りオプションが付随していたものの、ユヴェントスはこの金額に難色を示した模様で、今夏にアトレティコ・マドリードに復帰することが既定路線になっている。
報道によると、今年2月にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、今夏に元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが退団したアーセナルがモラタに関心を示しているという。なお、イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』によると、ユヴェントスもモラタの再獲得を諦めていないものの、資金難であるため交渉は行き詰まっている模様で、アーセナルが完全移籍のオファーを提示することで獲得を目指しているようだ。
かつて同じロンドンに本拠地を置くチェルシーでプレーしていたモラタだが、果たしてアーセナルが獲得することはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。