日本ハム・吉田輝星、凱旋登板は5回途中2失点 4回まで無失点も5回に捕まる

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2022年06月21日 20:00  ベースボールキング

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秋田での楽天戦に先発した日本ハム・吉田 (C)Kyodo News
◆ 2番手・西村が見事な火消し、打線は5回まで無得点

 金足農高出身の日本ハム・吉田輝星投手(21)が21日、故郷の秋田で行われた楽天戦に先発登板。4回まで無失点に抑えたが、5回に捕まり凱旋勝利の権利は得られなかった。

 楽天主催ゲームながら、地元ファンの大きな拍手を受けて今季3度目の先発マウンドに上がった右腕。初回は二死から3番・浅村に左翼フェンス直撃の痛烈な打球を浴びたが、左翼・木村が素晴らしいストライク送球を見せ浅村は二塁タッチアウト。吉田はバックの好守にも助けられ無失点スタートを切った。

 2回以降は力強い直球を軸に安定した投球。粘り強くゼロを並べる楽天先発・則本と互角の投げ合いを演じた。

 しかし0−0で迎えた5回、安打と四球などで一死二、三塁のピンチを招くと、8番・太田に2点適時打を中前へ運ばれ先制された。続く武藤に右前打を許したところで新庄ビッグボスは交代を決断。降板の際は再び場内から大きな拍手が送られた。

 リリーフした西村が後続を連続三振に仕留め、吉田の登板結果は5回途中4安打2失点。4回まで無失点の好投を見せたが、凱旋勝利の権利は得られなかった。
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