楽天連敗ストップも上位打線に不安… 笘篠賢治氏が推す“1・2番候補”とは?

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2022年06月22日 06:53  ベースボールキング

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楽天・石井一久監督
◆「相手からすると嫌なんじゃないか…」

 楽天は日本ハムとの2連戦の初戦を3−0で制し、連敗を3でストップした。

 好投する先発・則本昂大を大量援護とはいかなかったが、打線は5回に相手先発・吉田輝星から一死二・三塁のチャンスをつくり、8番・太田光が中前2点適時打を放ち先制。続く6回には3番・浅村栄斗に6試合ぶりとなる11号ソロが飛び出し、リーグ戦再開後の初勝利を掴んだ。

 しかし、楽天にとって不安なのが「1・2番」の状態の悪さだ。このところは西川遥輝が調子を落としており、21日の日本ハム戦では今季初めて茂木栄五郎がリードオフマンを務めたが、4打席ノーヒットと不発。おなじく4の0に終わった2番・小深田大翔も含め、上位打線が繋がりを欠いた。

 5回の先制直後の場面では、なおも一死一・二塁のチャンスで、茂木と小深田が2番手・西村天裕の前に連続三振。絶好機であっさりと倒れてしまった。

 西川の打撃不振とともに得点力不足が低下した打線は、交流戦でパ・リーグ勢ワーストの50得点(12球団中10位)に終わり、リーグ戦再開後のソフトバンクとの首位攻防カードでは痛恨の3連敗。

 この4試合は、2番・小深田の前に西川、武藤敦貴、茂木の3人のリードオフマンを据えたが、1・2番がいずれも出塁率.176と乏しく、上位打線の最適解を模索する日々が続いている。

 そんななか、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した笘篠賢治さんは、「鈴木大地が“控え”というのがもったいないと常々思っている」と、32歳のベテランを打線の起爆剤に推薦。「使い方を考えると茂木との争いになると思うんですけど、鈴木大地が1・2番に絡んでくると、相手からすると嫌なんじゃないかと思う」と持論を展開した。

 鈴木は今季ここまで52試合に出場し、デビュー以来ワーストの打率.222(153−34)、出塁率.326、OPS.613と寂しい数字が並んでいるものの、得意としている交流戦では打率.324、出塁率.444、OPS.823と、今季も結果を残していた。

 シーズン序盤の快進撃を牽引していた西川の低空飛行がつづくいま、ベテランがチームを救う起爆剤となることはあるのか…。今後の石井一久監督の選手起用も含め注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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