サウサンプトンは21日、ボーフム(ドイツ)からU−21ドイツ代表DFアーメル・ベラ・コチャプを獲得したことを、クラブ公式サイトで発表した。
契約期間は4年間となっており、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金は1000万ユーロ(約14億円)程だとされている。
現在20歳のベラ・コチャプは、高い身体能力を誇る190センチの長身DFで、2019年にボーフムのトップチームでデビューを飾った。20歳ながら同クラブでここまで公式戦74試合に出場し、1ゴールを記録している。2021−22シーズンは公式戦26試合に出場した。ドイツの各年代別の代表にも名を連ねており、U−21ドイツ代表としては9試合に出場している。
加入に際し、ベラ・コチャプはクラブ公式サイトを通じて「ここに来られてとても嬉しいよ。若い選手は誰もがプレミアリーグでプレーすることを夢見ている。ここにいられて幸せだし、感謝しているよ。監督(ラルフ・ハーゼンヒュットル監督)の影響は大きいよ。僕と同じ言語を話し、大きな信頼を寄せてくれている。クラブは僕を納得させ、僕と共にプロジェクトを作りたいと話してくれた。これからは自分のポジションのために戦うつもりだよ」と、意気込みを語っている。
また、クラブを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督もクラブ公式サイトを通じて「アーメルを獲得できたことをとても嬉しく思う。彼は我々のチームに合う選手で、大きな可能性を秘めている。すでにプロとして多くの試合に出場しているため、すぐに我々を助けてくれるだろう。彼が自分自身とチームの両方のポテンシャルを発揮できるように、これから一緒に取り組んでいく」と、同選手への期待を語っている。