学校「化粧するな」→社会人「化粧はマナー」…これって理不尽?「学校は勉強する場所」「むしろ授業にしても」と賛否両論

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2022年06月22日 13:00  まいどなニュース

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写真学生の間は化粧NG? 社会人になったらマナーになるのに…。写真はイメージです(aijiro/stock.adobe.com)
学生の間は化粧NG? 社会人になったらマナーになるのに…。写真はイメージです(aijiro/stock.adobe.com)

「女性の場合…学校では『化粧するな』と厳しく指導されるのに、社会に出たら突然『化粧するのがマナー』と当たり前のように化粧を強いられるのは、何だか理不尽だと思います。化粧をマナーとして強いるのであれば、メイクの練習も兼ねて高校生に少しくらいは化粧を認めても良いのではないでしょうか。」

【写真】実際に投稿されたツイートには、賛否両論の意見が

学生や元学生の女性たちがざわついたつぶやきを投下したのはChildish Teacherさん(@TeacherChildish)。教育関係事業に携わる30代男性です。学生たちからメイクについて問いかけられることも多く、みんなはどう考えているんだろう?と投稿したところ、10.1万件のいいね!が付きました。

「化粧の授業があっても良い。 男子も一緒にやるカリキュラムで」
「ほんまそれ!正しい化粧の仕方がいまだにわからないから、スキンケアから教えてほしい」
「メイクも自己表現の1つ。 それで不良になるわけではない」
「面接に受かりやすいメイク講座とか…男性の方は身だしなみとか髪型とか教えてあげたらいいんじゃないかな」
「ちゃんと指導して、ケバい高校生メイクを何とかしてほしいです」
などの賛成派から、
「高校は人生に必要な事をなんでもかんでも学ぶ所ではない。それをしたら更に 化粧は当たり前、が助長される」
「そんな時間あったら勉強しろ」との否定的な意見や
「お小遣い少ない子はあまり道具揃えられなかったり、メイクが上手じゃない子はそこでいじめ起きそう」
「メイクをOKにすると、スクールカーストの差が更に大きくなる可能性があるのでは」
と新たな問題を心配する声までコメントは530件。

また、「50年以上も前の女子高校生は3年生の3学期になると、放課後に女子だけに化粧品の講習がありましたよ。 化粧品店の人かメーカーの美容部員さんか分かりませんが、ファンデーションの使い方などなど教えていました」と昭和の女子学生のメイク事情を伝えるものや
「化粧も恋愛も自分自身と向き合い、自分の身の丈を知り、自分はどうしたいのか、そのためにどうするべきかをしっかり自分で考えることであり、その習慣を高校生から始めるのは悪いことではないと思います」という化粧品メーカーで働く人、
「なんでもかんでも学校で教えてと言わないで。文部科学省が家庭科の学習指導要領に「化粧」について入れたら教える」という教員、「いきなり学生から社会人になって、 いきなり化粧、服、髪、カラオケ、酒、 と、全部、無理っでした」社会人でメイクデビューした人のリアルな声も。

メイクへのそれぞれの思いがコメント欄に殺到した様子を、当のChildish Teacherさんはどのように感じたのでしょうか?

学生のメイクにも社会のマナーにも柔軟性が必要では?

――投稿への反響がすごかったですね。

「予想以上のレスポンスがあって驚きましたが、それだけ似たような疑問を抱いている人が多いことに改めて気付かされました。今回のツイートが1つのきっかけになって、『女性にばかり過剰な化粧のマナーを押し付ける文化』や『根拠に乏しい理由で必要以上に化粧を厳しく禁じる校則』などが見直される流れになれば幸いです」

――なぜ、このようなつぶやきをされたのですか?

「学生から直接、投稿のような内容をぶつけられたことがあったので、日頃から『なぜ女性ばかりが化粧を求められるのか』と『なぜ学校では必要以上に化粧を厳しく禁じるのか』について考えていました。ふと感じたことを忘れないように呟いておこうと思って投稿しました。つぶやきに対しての反応がどんなものになるのか気になった…という側面もあります」

――多種多様な意見がありましたが、Chidish Teacherさんは女子学生のメイクについて個人的にはどのような思いを?

「まず『女性にのみ化粧のマナーが求められること』に関しては、金銭面および時間面で男性よりもかなり負担が大きいと感じます。人生で化粧に費やすお金と時間を考えると…男性の自分から見ても大変さを痛感します。

また『学校が必要以上に化粧を禁じること』には、合理性がないと日々感じています。化粧の有無で生徒の人間性は判断できませんし、化粧する生徒がいると学校が乱れるという論理にもあまり根拠はありません。社会に出たら化粧はマナーなのに、学校では禁止行為というのは、やはり何だかアンバランスです」

――今は、プチプラのコスメをドラッグストアや100均などで取り扱ってますし、YouTubeではメイク動画もあります。学生にとって、メイクすることへの垣根が低くなっているような気もします。

「SNSの発達もあってなのか、メイクに限らず様々な分野で低年齢化が起きていることは間違いないと思います。だからこそ、前時代的な思考や凝り固まった考え方で構成された『社会のマナー』や『ブラック校則』は、もっと柔軟性を持つべきなのだと実感しています。今の大人の常識が、未来の大人の常識とは限りませんし、今の大人の考え方が絶対的な正解ではないと思うので」

◇  ◇

また、コメント欄には女性のメイクをマナーと強いることへの思いも寄せられました。
「社会がノーメイクを認める方がよくない?」
「学業にも仕事にもメイクは必要ない そういう考えで生きてきた」
「職場で女子社員にメイクを強要するのなら、それぞれの企業でメイクの講習をすればいいですよね」
「学校では恋愛するなと言われてたのに、社会に出ると結婚しろというのも…」。

今回、この問題を提議したChildish Teacherさんは、教育の現場に関すること、子どものことなど身の回りで起こったことや感じたことなどをTwitterに投稿しています。そちらもぜひチェックしてください。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・宮前 晶子)

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このニュースに関するつぶやき

  • 理不尽とかではなくて、学生と社会人成人との境界線と言うか、大学生になれば化粧してるし、学生服にはメイクは似合わないです。
    • イイネ!39
    • コメント 1件

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