ニューカッスルは23日、バーンリーからイングランド代表GKニック・ポープを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、ニューカッスルはポープと4年契約を締結。なお、移籍金については非公開となっているものの、イギリスメディア『スカイスポーツ』は1000万ポンド(約16億円)と伝えている。
現在30歳のポープは、イプスウィッチの下部組織出身だが、2008年に16歳で放出され、8部のベリー・タウンで再出発。2011年夏に加入したチャールトンではレンタル移籍を繰り返しながらも正GKに登り詰め、2016年夏にバーンリーへと完全移籍し、公式戦通算155試合に出場した。2018年6月にはイングランド代表デビューを果たし、同年のロシアW杯にも参加。これまで8キャップを数えている。
バーンリーは2021−22シーズンのプレミアリーグで18位に終わり、7シーズンぶりの2部チャンピオンシップ降格が決定。現行契約が残り1年となっていたポープは、11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022を見据えてプレミアリーグでのプレーを希望し、移籍を望んでいた。
なお、ニューカッスルにとっては今年1月にアストン・ヴィラからレンタル移籍で加入していたイングランド人DFマット・ターゲットを完全移籍で獲得したことに続いて、ポープは今夏2人目の補強となった。