バルセロナが、バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ獲得に向け再オファーを提示したようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
レヴァンドフスキはバイエルンとの現行契約を2023年6月30日まで残しているものの、新たな挑戦を求めて今夏の移籍を希望。バイエルンは契約満了まで同選手を留めることを望んでいるものの、先日には同選手が、「僕のバイエルンでの時間は終わった」と退団願望を公にするなど、去就には注目が集まっている。
そんなレヴァンドフスキに対してはバルセロナが関心を示していることが明らかになっており、同選手もバルセロナ加入を望んでいることが伝えられている。しかし、最初のオファーとして提示された3200万ユーロ(約45億円)のオファーはバイエルンに拒否されたことが報じられている。
それでも、レヴァンドフスキ獲得を諦めていないバルセロナは再オファーの準備を進めていることが明らかになっていた。そして、今回の報道によると、バルセロナは4000万ユーロ(約57億円)のオファーを提示したという。しかし、売却を望んでいないバイエルンは同選手が売りに出されていないことを改めて強調した模様で、交渉は進展していないと見られている。
なお、バイエルンは売却を決断したとしても要求額は伝えていないことが報じられている一方で、ドイツ紙『ビルト』では最低でも5000万ユーロ(約71億円)を望んでいることが伝えられている。
すでにバルセロナとは3年契約で口頭合意に至っていることも報じられているレヴァンドフスキだが、果たしてバイエルンは8月21日に34歳の誕生日を迎え、現行契約は残り1年となっている同選手の移籍を受け入れることはあるのだろうか。