チェルシーに所属するアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが、移籍を検討しているようだ。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在23歳のプリシッチは2019年7月からチェルシーでプレーしている。しかし、度重なるケガの影響やチーム内競争の影響もあり、定位置を確保することはできず。2021−22シーズンは公式戦38試合に出場し、8ゴール5アシストを記録したものの、途中出場で起用されることも多かった。
そんなプリシッチは11月に控えるFIFAワールドカップカタール2022を最高の状態で迎えるため、より多くのプレー時間を望んでいるという。しかし、新シーズンもチェルシーにとどまると今シーズンと同様の状況になる可能性があるため、今夏の移籍を検討しているようだ。
複数クラブが関心を示しているようだが、報道によると、なかでもかつてチェルシーで指揮官を務め、プレミアリーグへの適応を手助けしてくれたフランク・ランパード監督が率いるエヴァートンがプリシッチの獲得を狙っているという。
なお、チェルシーとしてはエヴァートンに所属するブラジル代表FWリチャーリソンの獲得に関心を示していることから、交渉にプリシッチを加えることも考慮に入れていることが報じられている。W杯に向けて出場機会の確保を望んでいるプリシッチだが、果たして来シーズンはどこでプレーすることになるのだろうか。