関東甲信は空梅雨に 東京都心は平年のおよそ半分の降水量

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2022年06月24日 21:45  日本気象協会

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日本気象協会

写真関東甲信は空梅雨に 東京都心は平年のおよそ半分の降水量
関東甲信は空梅雨に 東京都心は平年のおよそ半分の降水量

6月6日から梅雨に入った関東甲信は、きのう(23日)までの降水量が少なく、平年のおよそ半分のところも。今年の関東甲信は梅雨明けが早く、さらに雨も少ない『空梅雨』となりそうです。



●平年より少ない降水量 東京都心は平年のおよそ半分


関東甲信は6月6日から梅雨入りして、本格的な雨の季節を迎えました。ところが、梅雨入りした6月6日から、きのう(23日)までの降水量を調べると、平年よりも少ないことがわかりました。上の図は、2022年6月6日〜23日までの総降水量と平年値との割合を示したグラフで、『100%=平年並みの降水量』となります。東京都心では、平年値110.4ミリに対して、今年は59.0ミリしか降っておらず、平年の53%とおよそ半分の量になっています。また、千葉県銚子市は平年の55%、栃木県宇都宮市では平年の60%しか降っていません。群馬県前橋市(平年比102%)と、長野県長野市(平年比112%)では平年を少し上回るくらいで、今年の関東甲信は空梅雨になっていることがわかります。【関東甲信 梅雨入り後(2022年6月6日〜23日)の総降水量】※( )内は6月6日〜23日の平年値茨城県水戸市 67.5ミリ (86.1ミリ)栃木県宇都宮市 67.0ミリ (112.1ミリ)群馬県前橋市 95.5ミリ (93.9ミリ)埼玉県熊谷市 82.0ミリ (100.0ミリ)千葉県銚子市 62.0ミリ (112.1ミリ)千葉県千葉市 73.0ミリ (99.3ミリ)東京都心 59.0ミリ (110.4ミリ)神奈川県横浜市 87.5ミリ (125.2ミリ)山梨県甲府市 54.0ミリ (71.6ミリ)長野県長野市 68.0ミリ (60.7ミリ)


●異例の早さの梅雨明けか 最新の梅雨明け予想


きょう(24日)に発表された日本気象協会の「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは異例の早さになり、関東甲信は「6月下旬」の予想です。関東甲信の最も早い梅雨明けは、2018年6月29日頃で、今年はさらに早い可能性があり、予想通りにいくと、6月に梅雨が明けるのは2回目になります。今年の梅雨は空梅雨で、雨の季節は足早に去っていきそうです。


●空梅雨でも油断は禁物 局地的な大雨に要注意


雨の量が少なかったとしても、この時期は局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」が発生する恐れがあります。梅雨末期の大雨は災害をもたらす可能性が高いですから、まだまだ油断してはいけません。ゲリラ豪雨の発生の前兆として「急に真っ黒な雲が近づいてくる」「雷鳴が聞こえる」「稲光が見える」といった天候の急変が挙げられます。警報・注意報の発表以外にも、天気予報でよく耳にする「大気の状態が不安定」「天気の急変」などの表現にも注意してください。もし、ゲリラ豪雨に遭遇してしまったら、屋外にいる場合はすぐに安全な建物に避難するようにして、窓から離れた場所に待機してください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちになります。気象情報を確認しつつ、地上に移動できるようにしましょう。地下が浸水することがありますので、雨漏りなど異変を感じたら速やかに避難してください。ゲリラ豪雨は、狭い範囲に短時間で雨が降るという特徴が挙げられます。tenki.jpの雨雲レーダーなどを活用し、今どこで雨が降っていて、いつやむ予想なのかなどの気象情報を把握しておきましょう。


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