アーセナルが、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの獲得についてマンチェスター・Cと合意に至った模様だ。24日に、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
『スカイスポーツ』によると、メディカルチェックや諸条件の詰めなど契約をまとめる作業が残っているものの、アーセナルとマンチェスター・Cはジェズス移籍について合意に達している模様。移籍金は4,500万ポンド(約74億6,000万円)だという。
マンチェスター・Cは、2022−23シーズンにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスを新たに迎え入れることが決定しており、ジェズスの出場機会は限定的なものになると見られていた。一方、アーセナルは元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットがチームを去っており、ストライカーの獲得が急務となっていた。
『スカイスポーツ』は、元ブラジル代表MFゼ・ロベルト氏のコメントを紹介。ゼ・ロベルト氏は「ジェズスは多くの才能と可能性を秘めた選手だが、自信をつけるためにはもっとプレー時間を増やす必要がある」と語り「ジェズスのベストバージョンは、彼がモチベーションを保ち、安定したプレーをしている時に発揮されると信じている。彼のような選手は出場機会を失うと安定感を持ち、自信を保つことが非常に難しくなる。マンチェスター・Cでプレー時間が少ないという状況を変えるのは常に難しいことだと思う」と、移籍を勧めている。