ビリー・アイリッシュ、英フェス「グラストンベリー」で米国の中絶判決に抗議 「女性達にとって本当にダークな日」

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2022年06月25日 12:41  Techinsight Japan

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写真米国の中絶判決に抗議したビリー・アイリッシュ(画像は『BILLIE EILISH 2022年5月17日付Instagram「hi here’s some cute things from the last few months & i have MORREEEE COMING」』のスクリーンショット)
米国の中絶判決に抗議したビリー・アイリッシュ(画像は『BILLIE EILISH 2022年5月17日付Instagram「hi here’s some cute things from the last few months & i have MORREEEE COMING」』のスクリーンショット)
ビリー・アイリッシュ(20)が、英グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めた。ステージに立ったビリーは、この日米最高裁が中絶の権利を覆す判決を下したことに言及し、「米国の女性達にとって、ダークな日となった」と抗議した。

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英時間22日、英南西部サマセット州で6月22日〜26日の5日間にわたり開催する世界的な音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」が開幕した。2020年と2021年はパンデミックのために中止となり、今回は3年ぶりの開催となる。

24日の「ピラミッドステージ」では、ビリー・アイリッシュが同フェス史上最年少のソロ歌手として、ヘッドライナーを務めた。ステージに立ったビリーは、この日米連邦最高裁判所が下した、人工妊娠中絶に関する判決に抗議したのである。

米連邦最高裁は24日、1973年に女性の中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド判決」を覆し、州による人工妊娠中絶の規制や禁止を容認する判決を下した。これにより各州が独自の法律を制定できるようになり、全米の何百万人もの女性が中絶できる法的権利を失うことになる。

ビリーは兄フィニアスの隣に座り、これから披露する自身の楽曲『Your Power』の歌詞の内容について、こう説明した。

「これから演奏するのは、私達がこれまでに書いた中で、お気に入りの歌のひとつよ。権力という概念についてや、どうすれば権力を乱用しない方法を常に覚えておけるかについて歌っているんだ。」

こう話したあとビリーは、米連邦最高裁による判決に対する反対意見を述べた。

「そして今日はアメリカの女性にとって、本当にダークな日となった。今この瞬間に、これ以上考えるなんて耐えられない。だから、言えるのはこれだけよ。」

ビリーがこう発言すると、ファンはさっそくSNSでこのように反応した。

「ビリー・アイリッシュがアメリカの中絶問題に言及した。良いことだわ。」
「ビリーが、今日中絶法に関する判決を下した最高裁への怒りを語り、『Your Power』を歌ったことは、もの凄く素晴らしいことよ。」

この日のグラストンベリーでは、ビリーが演奏する前にも、米シンガー・ソングライターのフィービー・ブリジャーズが判決に対して強く抗議していた。

「ジョン・ピール・ステージ」でグラストンベリーに初登場したフィービーは、「ここに来るのは初めてよ。シュールで素晴らしいわ」と言った。

そのあとFワードを交えながら「だけど、私はクソみたいな一日を過ごしてる」と言い、判決を下した最高裁の判事のことを「古臭いわ。私達の体に、何をすべきかを指示しようとしているのよ」と罵倒した。

今回の判決後にはビリーやフィービーのほか、ミシェル・オバマ元大統領夫人や女優ヴィオラ・デイヴィス、歌手テイラー・スウィフトなどの著名人も抗議の姿勢をみせている。



画像は『BILLIE EILISH 2022年5月17日付Instagram「hi here’s some cute things from the last few months & i have MORREEEE COMING」』『Glastonbury Festival 2022年6月24日付Instagram「Billie Eilish, Pyramid Stage,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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