ウェストハムが新シーズンに向けて、3名の新戦力獲得を検討しているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
同メディアによると、3名の新戦力はマンチェスター・ユナイテッドからフリーで退団するイングランド代表MFジェシー・リンガード、チェルシーからサウサンプトンにローン移籍していたアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ、パリ・サンジェルマン(PSG)から今シーズン、ウェストハムにローン移籍していたフランス代表GKアルフォンス・アレオラであると伝えている。
リンガードは2020−21シーズンの後半戦、ウェストハムにローン移籍。16試合の出場で9ゴール5アシストを記録し、チームの6位フィニッシュとヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献した。
ブロヤは現在20歳。今シーズンはサウサンプトンで32試合に出場し、6ゴールを記録。2022−23シーズンはウェストハム移籍に加えて、サウサンプトンへの完全移籍やチェルシーのファーストチームに帯同するという噂も浮上している。ウェストハムは同選手獲得に向けて、移籍金3000万ポンド(約48億円)のオファーを提出する予定であると報じられている。
アレオラは今シーズンの公式戦で合計17試合に出場。ポーランド代表GKウカシュ・ファビアンスキに次ぐ第2GKとしてチームを支えた。ウェストハムは完全移籍での買い取りを希望しており、情報サイト『transfermarkt』によると、ウェストハム移籍の確率が96%であるとしている。
なお、ウェストハムは今夏の補強第1号として、レンヌからモロッコ代表DFナイフ・アゲルドをすでに獲得している。
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)参戦と、プレミアリーグでの更なる躍進を睨み、チームの強化を目論むウェストハム。シーズン開幕日の8月7日、『ロンドン・スタジアム』にはどんなメンバーが揃っているのだろうか。