ポール・マッカートニー「グラストンベリー」史上最年長ヘッドライナーを務める 豪華ゲストもステージに登場

1

2022年06月27日 11:41  Techinsight Japan

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

ポールのステージにサプライズ登場したデイヴ・グロール(画像は『Paul McCartney 2022年6月26日付Instagram「Paul headlining Glastonbury at the Pyramid Stage on Saturday 25th June」』のスクリーンショット)
ポール・マッカートニー(80)が現地時間25日、英グラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めた。ポールはビートルズやウイングスのヒット曲メドレーを披露したほか、豪華なサプライズゲストやバーチャルのジョン・レノンとデュエットするなどして会場を大いに盛り上げた。

【この記事の他の写真を見る】

ポール・マッカートニーが2004年にグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めてから18年後、再びピラミッドステージに帰って来た。

現地時間18日に80歳の誕生日を迎えたばかりのポールは、同フェスで史上最年長のヘッドライナーを務めたソロ歌手となった。

25日の夜、ステージに立ったポールはビートルズやウイングスの大ヒット曲のメドレーを披露し、会場を大いに沸かせた。それだけではなく、さらに大きなサプライズを用意していたのだ。

ポールは「みんなに、少しばかりのサプライズがあるんだ。アメリカ西海岸から来た友人だよ」と言い、米ロックバンド「フー・ファイターズ」のフロントマン、デイヴ・グロールを紹介したのである。

ステージにデイヴが登場すると、ポールと一緒にビートルズの名曲『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』や、ポール・マッカートニー&ウイングスの楽曲『バンド・オン・ザ・ラン』を演奏した。

デイヴが公の場に姿を現すのは、今年3月に「フー・ファイターズ」のドラマー、テイラー・ホーキンスが急死して以来、初めてのことだ。

デイヴの出演が終わると、ポールは「僕達はみんなのために、アメリカ東海岸からもうひとつのサプライズを用意したよ」と言い、米ロック界の大御所ブルース・スプリングスティーンを紹介した。

ステージに登場したブルースは、ショーに招いてくれたことへの感謝を述べると「誕生日おめでとう、ポール。この先の80年に乾杯!」と祝福。するとポールは「冗談だろう。来てくれてありがとう」と返答した。

その後、2人はブルースの大ヒット曲『グローリー・デイズ』と、ビートルズの楽曲『彼氏になりたい(原題:I Wanna Be Your Man)』を一緒に演奏した。


ポールは、ステージに飛び入り参加したデイヴとブルースについて「この2人は、今夜のために特別に渡英してくれたんだ」と伝えた。

アンコールでビートルズの楽曲『アイヴ・ガッタ・フィーリング』を披露した際には、映画監督ピーター・ジャクソンのハイテク技術により故ジョン・レノンとポールのデュエットが実現した。

ポールは歌い終わった後、「僕にとって、本当に特別なものだ。バーチャルだってことは分かってる。だけど、そこにまたジョンと一緒に歌う僕がいる。再結成したんだ」と感動を述べた。


ステージのクライマックスでは再びデイヴとブルースがステージに登場し、ビートルズの楽曲『ジ・エンド』をポールと一緒に演奏し、ショーの幕が閉じた。

画像は『Paul McCartney 2022年6月26日付Instagram「Paul headlining Glastonbury at the Pyramid Stage on Saturday 25th June」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
    ニュース設定