義両親の前では本当の気持ちをさらけ出すことができず、ついつい「いい嫁」を演じている方はいませんか? ずっと演じ続けれることができればいいのですが、上手くはいかない場合もあるでしょう。今回の投稿者さんから投げかけられた質問は、「いい嫁キャンペーン終了したみなさん、キャンペーンを終えた原因は何でしたか?」というものでした。「いい嫁キャンペーン」とは、読んで字のごとく義両親の前でいいお嫁さんを演じる特別な期間……という意味でしょう。人によっては義両親との仲を円滑にするために必要な期間なのかもしれません。
さてママたちが、いい嫁キャンペーンをやめたのにはどのような理由があるのでしょうか? さっそく寄せられた回答を見てみましょう。
終わりにします!キャンペーン終了理由あれこれ
ママたちがいいお嫁さんを演じるのを終えたのには、さまざまな理由があるようですよ。
『年末に私の実家に帰ろうとしたら「実家、実家って言ってたらいつまでたっても○○家の歴史はわからないままよ」と言われたこと。由緒正しい家ではなく普通の家なのに歴史って……。しかも義姉は実家に帰って来ているのにね』
『義母の家に泊まったら、夜中にふすまを細く開けて私たちを覗いてたので』
『しつこいから。一事が万事しつこい。簡単なことを大ごとにするから疲れる』
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『上の子のランドセルを買いに行くときに勝手についてきて、一銭も出さないのに文句の嵐。色やらメーカーやら指定してきた。子どもの涙を見て旦那とブチ切れ、義母を置いて帰った』自分たちのことならばニコニコと耐えていたものの、子どもの涙を見て関係性を変えようと決断したママも。やはり"母は強し"というところでしょうか。
ずっと耐えていたけれど、我慢の限界がきた
長い間いい嫁キャンペーンを続けていたものの、我慢の限界がきてキャンペーンを終わらせたと話すママもいました。
『我慢の限界。何年もよく耐えたと思う』
『子育てのことで聞き流すことができないひと言を言われたから。もう終わりにしました』おそらくこちらのママたちは、結婚をしてからずっといいお嫁さんを演じていたのでしょう。しかし義両親は歩み寄る姿勢が見えないどころか、失礼な態度を増長させる始末。長年の我慢が積み重なり、「もう耐えられない」と考えるに至ったのではないでしょうか。
『結婚後発覚した旦那の借金を「子どもを作らないから息子がしっかりしないんだ」と私のせいにされた。不妊治療をしていることを伝えていたにも関わらず、孫の催促。義実家の集まりではみんな座っているのに、私だけがなぜかアゴで使われる。アポなし訪問を断っても自分の都合ばかり主張して話が平行線。我慢の限界だった』
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特にきっかけはないけれど……
時間の経過とともに「もういいかな」と少しずつキャンペーンを終わらせたママたちもいるようです。
『年月が経ってなんとなく。本性を隠すのに疲れたから、もう5年くらいで終了したわ』
『少しずつ会わなくなって、なんとなく別に好かれなくてもいいやって思えるようになった』
『特に大きな理由はなし。今までちゃんとしてきたからもういいかな? と思って。積極的に関わらないようになった』こちらのママたちは何か非常識なことをされたわけではなく、「今後は義両親にも自然体で接することにしよう」と考えたのかもしれませんね。ある意味では人間関係での自然な流れともいえるのではないでしょうか。お互いに自然体で付き合うことで、今後はより心地よい関係を築けるかもしれません。
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後編へ続く。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美