美少女なのに“お下劣”? ストレス社会に降臨した衝撃作に爆笑の反響が続々「マンガを読むときくらい何も考えずに」

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2022年06月28日 07:30  ORICON NEWS

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写真【LINEマンガ】『お下劣美少女乱子ちゃん』(chino)より(C)chino/LINE Digital Frontier
【LINEマンガ】『お下劣美少女乱子ちゃん』(chino)より(C)chino/LINE Digital Frontier
 美少女という言葉からどのような女性をイメージするだろうか? 透明感、洗練性、華やかさなどを思い浮かべる人が多いだろう。LINEマンガで配信中の『お下劣美少女乱子ちゃん』で描かれる主人公の“美少女”は、一見、それらの言葉を体現した容姿端麗な女の子。だが、そのイメージを打ち壊すほど、下ネタが大好きなお下劣美少女だった。まさに“ギャップ萌え”を体現し、周りの人たちを巻き込んでいくラブコメディは、どのようにして生まれたのか? 本作に込められた想いとは? 作者のchinoさんに話を聞いた。

【漫画】容姿端麗で”たわわ”だけど、ゲップに下ネタ…この“ギャップ”がクセになる乱子ちゃんのドタバタコメディ

■勢いで付けた「お下劣」も作者は下ネタが苦手「秒でネタ切れになりました」

 容姿端麗、頭脳明晰な絶世の美少女・姫森乱子。だが、彼女はまるで男子小学生のように下ネタが大好きな、お下劣美少女だった…。幼なじみの吉川清吾ら個性的な仲間たちも巻き込んで、乱子の暴走は加速していく…。

――本作の紹介文には“お下劣ラブコメディ”と記載があります。なぜこのテーマで作品を描こうと思われたのですか?

【chinoさん】仕事や人間関係のストレスから、「何でもいいから笑い飛ばしたい!」と思ったんです。それが、幼稚にも“お下劣ネタ”に直結してしまって。小学生って「うんち」って言うと笑う子が多いじゃないですか? あんな感じで何も考えずくだらないことで笑いたかったんです。なので作品の IQは2くらいしかありません(笑)。

――見る人に大きなインパクト与える衝撃的なタイトルが印象的です。どのようにつけられたのでしょうか?

【chinoさん】語呂が良かったので勢いでつけちゃいました。ただ、“お下劣”という冠は正直大変だったことの方が多かったです。お下劣と言っておきながら、作者本人はドが付く下 ネタはちょっと苦手なので…。秒でネタ切れになりました(笑)

――下ネタが苦手だったんですね。

【chinoさん】はい。なので、ネタ作りには苦労しました。このマンガは、1話が4コマずつで一区切りになっており、それがいくつか連なってできています。当たり前なんですが 4コマで 1つの小ネタが消化されてしまい、それを毎週10本搾り出さなきゃいけなかったので、常にメモ帳や携帯に面白かった出来事や思い付いたネタをメモするようにしていました。

■本作を読んでるときくらいは何も考えず、笑えるひとときであって欲しい

――圧倒的な美少女が、お下劣だったというある種の“ギャップ萌え”要素が本作の魅力の一つかと思うのですが、chino先生自身は、ギャップ萌えを感じたことがありますか?

【chinoさん】あります。とある先輩がいわゆるクーデレ(「クール」と「デレデレ」。普段口数が少なく、感情をあまり出さない人が、特定の相手にデレデレになる)とツンデレ(「ツンツン」と「デレデレ」。普段ぶっきらぼうな態度をとる人が、特定の相手にデレデレになる)を掛け合わせたような方でめちゃめちゃギャップ萌えでした。実はこの作品では、あまり生かすことができなかったので、いつか別の作品に生かせたらなと目論んでいます(笑)。

――物語は、主人公・姫森乱子と、幼なじみ・吉川清吾を中心に、彼らの周りにいる個性豊かすぎる登場人物のドタバタ劇が描かれていますが、それぞれのキャラクターはどのようにして作り上げていったのでしょうか? chino先生の周囲にいる人たちでモデルのような人がいるのでしょうか?

【chinoさん】ほとんどがパッと思いついたキャラクターですが、乱子ちゃんだけは明確にモデルがいます。母と幼なじみと同級生です。この3人を足してほんの少し割ったのが乱子ちゃんです。

――その3人がどんな方々なのか気になります(笑)。乱子をはじめ、個性豊かなキャラクターがボケて、それを清吾がツッコむという構図で進んでいきますが、コメディ(ギャグ)の部分はどのように作られたのですか?

【chinoさん】コメディ部分は芸人さんの有名なギャグなどをパロディとして組み込んだりもしていますが、基本的に知人や家族との普段のやり取りなどを元にしたり、自分の感覚で作っています。最初にオチだけ決めて、そこからはノリと勢いで描き上げていました。

――ノリと勢いは大切ですね。本作を描く上で、特に大事にされたことはどんなことですか?

【chinoさん】大事にしていたことは、ストレスフリーなマンガであることです。今の社会ではさまざまなところで、頭や神経を使うことが多いと思います。ですので、乱子ちゃんを読む時くらいは何も考えず、クスッと笑えるひとときであって欲しいと願い、できるだけ明らかな敵キャラやシリアスシーンを描かないよう意識していました。

――読者からも「かわいいかよ」「めっちゃ面白いしめっちゃ笑ったwwwwww」などの声が多く上がっていますが、特に気になった、うれしかった反応は?

【chinoさん】「面白い」の一言だけでもとても嬉しいのですが、「乱子ちゃんを読んで元気が出た」という旨のコメントは特に嬉しかったです。元気がない人に一瞬でも笑顔になってほしくて乱子ちゃんを描いていた部分が大きかったので。

――この反響の大きさから、6月15日にコミックスが発売されました。

【chinoさん】率直に嬉しいです。(LINEマンガ連載で)完結してからしばらく経ってしまっているので、単行本化を希望してくれていた読者さんには全力で「おまたせ!!!!」と叫びたいです。

――本作を描いたことで、先生自身の心境の変化や、より深く考えるようになったことはありますか?

【chinoさん】少し的外れな回答かもしれませんが、この連載を通してマンガ家って体力的にも精神的にもマジでヤバい職種なんだなと、再認識できたので、健康に関してはきちんと考えるようになりました(笑)。

――大変な想いをされて生み出されたんですね。では最後に本作を通じて伝えたいメッセージを教えていただけますか?

【chinoさん】くだらないことで笑う大切さ。でしょうか。どんな時でもユーモアは大事だと伝えたいです。

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