ミラン、チェルシーのMFツィエクの獲得を検討か…選手本人は移籍に前向き?

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2022年06月28日 17:02  サッカーキング

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20−21シーズンからチェルシーでプレーしているツィエク [写真]=Getty Images
ミランが、チェルシーに所属する元モロッコ代表MFハキム・ツィエクに関心を示しているようだ。27日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在29歳のツィエクは、ヘーレンフェーン(オランダ)の下部組織出身。ヘーレンフェーンのトップチームやトゥウェンテでのプレーを経て、2016年8月に移籍したアヤックスでブレイクを果たした。2020年7月にはチェルシーに活躍の場を移し、同クラブでここまで83試合に出場し14ゴール10アシストを記録。一定の成績は残しているものの、アヤックス時代のような活躍を見せることができておらず、控えに回るケースも多くなっている。

 そんなツィエクに対し、ミランが関心を示しているようだ。同メディアによると、ミランはツィエクのプレーを高く評価しており、以前から同選手を注視していたとのこと。セリエAチャンピオンとして臨む2022−23シーズンに向けて、今夏での獲得を検討しているようだ。仮にミランが同選手を獲得した場合には、攻撃的MFもしくは右のウイングで起用する可能性が高いとされている。

 同メディアによれば、ミランはツィエクのレンタル獲得を目指しており、ツィエク本人も移籍には前向きなようだ。チェルシーも買い取りオプションや、買取義務が付与された形でのレンタル放出には前向きだとも伝えられており、すでにクラブ間での交渉も行われている模様。しかし、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、移籍金や年俸など金銭面での条件が障壁となり、交渉が未だ合意に至っていないと指摘。今後、クラブ間で移籍金や、600万ユーロ(約8億6000万円)と伝えられているツィエクの年俸について、引き続き交渉する必要があるとの見方を示している。

 ミランはツィエクの他にも、レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオの獲得も検討していると伝えられている。果たしてセリエA覇者は、移籍市場で今後どのような動きを見せるのだろうか。

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