フェイクバスターズが台湾のスニーカーショップと業務提携、二次流通市場参入をサポート

真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ（FAKE BUSTERS）」を展開するIVAが、台湾のスニーカーショップ「ACS」を展開する跨運動有限公司と業務提携し、同社の二次流通市場参入のサポートとして真贋鑑定サービスの提供を開始すると発表した。

　ACSは台湾国内の大手Eコマースサイト「モモ（MOMO）」や「ヤフーショッピング」「PCHome」などにスニーカーのオンラインストアを展開。「アシックス（ASICS）」「ニューバランス（New Balance）」「スケッチャーズ（SKECHERS）」「プーマ（PUMA）」といった多数のスポーツブランドの正規代理店を務め、現在も取り扱いブランド数を拡大している。2020年には初のリアル店舗を台中市豊原区にオープンした。
　台湾でもスニーカー人気が過熱している一方で、スニーカーのリセール市場は成熟しておらず、商品の真贋を担保するマーケットプレイスが存在していないことで偽造品によるトラブルが多発しているという。ACSは新たに中古品販売の二次流通参入を進め、フェイクバスターズと協業することで商品の安全性を担保していくという。
　今回の業務提携により、フェイクバスターズの真贋鑑定サービスをACSのオンラインショップおよびオフラインショップで提供。顧客から鑑定を依頼された商品は、即座に画像データでフェイクバスターズの鑑定ラボに送信され、鑑定チームが30分以内に結果を知らせる。なお、鑑定を通過した商品には鑑定証明書が付与され、特注の鑑定バッジが取り付けられる。