芦田愛菜の主演映画をレビューした評論家が炎上!内容とは無関係な“性的な言及”に「気色悪い」の声

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2022年06月29日 05:00  週刊女性PRIME

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芦田愛菜

 芦田愛菜が主演を務める映画『メタモルフォーゼの縁側』が、6月17日に公開した。

 映画は漫画家・鶴谷香央理氏による同題作品を実写化したもので、書店でアルバイトをしている17歳の女子高生・佐山うらら(芦田)と、75歳で一人暮らしをしている老婦人・市野井雪(宮本信子)が、共通の趣味“ボーイズラブ漫画”を通じ、年の差を越えた友情を育んでいくという内容。なにわ男子・高橋恭平なども出演している。

レビュー内容が問題視されて

 芦田といえば、2010年に出演した連続ドラマ『Mother』(日本テレビ系)で“天才子役”として脚光を浴び、以降もさまざまなドラマや映画、CMなどでも活躍。そんな芦田も、今やうららと同じ女子高生。今月23日に18歳の誕生日を迎えており、その少し前には、在学中の名門高校から、系列大学医学部への進学が内定したという報道でも注目を集めていた。

 ちなみに、『メタモルフォーゼの縁側』の主題歌「これさえあれば」は、2013年にブルースデュオ・T字路sがインディーズでリリースした曲で、今回は彼らの演奏のもと、芦田と宮本が“うららと雪”としてカバー。

 そんな主題歌を含め、同映画はネット上でも評判が良く、「作品の内容も、おふたりの歌も、とっても良かった」「愛菜ちゃんと宮本さんの空気感が好き」「宮本さんは、さすがの演技。愛菜ちゃんも子役の時からすごかったけど、ますます良い女優さんに成長してるね」といった好意的な感想が多数寄せられているのだが……。

「キネマ旬報社の映画鑑賞記録サービス『KINENOTE』でも、一般ユーザーの多くが高評価の書き込みをしているのが確認できます。また、同サイトには映画評論家などによる新作映画批評『キネ旬 Review』というページも。

『メタモルフォーゼの縁側』には映画監督で脚本家の井上淳一氏、映画ライターの服部香穂里氏、日本経済新聞社の編集委員・古賀重樹氏がレビューを寄せているのですが、実は、古賀氏のレビュー内容が業界内外の一部で問題視されています」(映画関連会社社員)

過去には「浅田真央」の件でも炎上

 井上氏のレビューは、芦田の演技を見て印象が変わったという評価で、服部氏のレビューには、作品の演出から感じ取ったことなどが記されているのだが、古賀氏のレビューには、芦田について「すでに少女ではないけれど、性的な魅力にあふれるというわけでもない。そんな中途半端な年ごろの感情を、実に理知的に表現している」とある。

批判されているのは、古賀氏が映画の内容と無関係な性的魅力云々を指摘しているという点。ネットユーザーからは“気色悪い”“女を性的な面でしか評価できないのか”“醜悪な視線”と嫌悪感を示す声も出ています。

 実は、似たような問題は過去にも起きていて、2011年当時、女子フィギュアスケート選手として活躍していた浅田真央に関して、タレント・ラサール石井がツイッターで『浅田真央ちゃんは早く彼氏を作るべき』『女になって表現力を身に付けて欲しい』などと投稿し、大炎上。古賀氏のレビューもこれに通ずる、一方的な“性的ジャッジ”です」(同・前)

 しかも、芦田はまだ女子高生とあって、古賀氏のたちの悪さが際立つ。そもそも「デジタル大辞泉」(小学館)で「少女」を引くと、普通は「7歳前後から18歳前後まで」を指すというし、そういう意味でも古賀氏の見解はおかしいのだが、“不適切レビュー”の撤回、もしくは釈明はあるだろうか。

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