「マヨネーズが多すぎる」激昂した客が発砲しサブウェイ店員が死亡(米)

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2022年06月29日 21:11  Techinsight Japan

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発砲事件が発生したサブウェイ店舗(画像は『ABC News 2022年6月28日付「Customer allegedly shoots Subway workers over too much mayonnaise on sandwich」(WSB)』のスクリーンショット)
今月26日、米ジョージア州にあるサンドイッチチェーン店「サブウェイ(Subway)」にて発砲事件が発生し、従業員2人が死傷した。発砲した男は客として同店を訪れており、注文したサンドイッチのマヨネーズが多すぎたことに腹を立てて店員に向かって発砲したという。『FOX 5 Atlanta』などが伝えている。

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事件は今月26日午後6時半、米ジョージア州アトランタのガソリンスタンドにあるサンドイッチチェーン店「サブウェイ(Subway)」で発生した。同店のオーナーであるウィリー・グレンさん(Willie Glenn)は、今回の事件の原因について「信じられないかもしれませんが、マヨネーズをかけ過ぎたことが原因なのです」と驚きの証言をした。

客として同店を訪れていた36歳の男はマヨネーズの量について当時店舗にいた女性スタッフ2人と口論になり、怒りに任せて所持していた銃を取り出して発砲したという。これにより26歳の店員が死亡し、24歳の店員は一命を取り留めたものの重傷で現在も病院で治療を受けている。なおこの2人は姉妹であり、3週間前から働き始めたばかりだった。2人とも模範的な従業員だったそうだ。

当時、現在入院している店員の5歳になる息子が店内におり、目の前で母親が撃たれるのを目撃していた。ウィリーさんは自身や従業員の身を守るために用意していた銃で男に向けて発砲したが、命中しなかった。この件を受けてアトランタ警察は36歳の男を逮捕したと公表した。

ウィリーさんは「この世界がどうなっているのか、特に若い人は短気で何を考えているのかよく分かりませんね。誰もが銃を持ちたがっていますし、銃で誰かを脅そうとします。もう外は怖いですよ。あのような人間は社会にいらないです。マヨネーズが理由で人を殺すのなら、他に何をしでかすのでしょうか」と複雑な心境を明かした。

現在、現場は規制テープが張り巡らされ、店には銃弾が当たり大きくヒビの入った窓ガラスが確認できる。アトランタ警察のチャールズ・ハンプトン・ジュニア副署長(Charles Hampton Jr.)は「今回の事件は非常に分別の無い行為でした。銃を持った一個人が、発砲することがサンドイッチのマヨネーズの問題を解決するための行動だと考えたのです」と発砲した男の行動を非難した。


このニュースには人々から「これは銃ではなくてモラルの問題だ」「レストランの入り口に金属検知器が設置される日も近いな」「こんなの馬鹿げているよ」「この世界はどうなってしまうんだろうね」など驚きや度重なる銃撃事件に溜め息をこぼすコメントがあがっている。

なお2017年には友人らとドミノゲームで大喧嘩した57歳男が発砲し、友人3名が死傷したという事件も世間を賑わせていた。

画像は『ABC News 2022年6月28日付「Customer allegedly shoots Subway workers over too much mayonnaise on sandwich」(WSB)』『FOX 5 Atlanta 2022年6月27日付「Atlanta Subway employee shot dead by customer in argument over mayo, police say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

このニュースに関するつぶやき

  • 多分、店員の話し方も拙かったんだろね〜。日本のように『すぐに、マヨネーズを少ない物と交換します!』で、子供の前で撃ち殺されることは無かったと思う。日本は銃のない国だが接客も優秀。イタリア旅行で理解した。
    • イイネ!15
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