土屋太鳳×松下洸平、『やんごとなき一族』撮了 「佐都らしくいられたのは健太のおかげ」

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2022年06月30日 06:31  リアルサウンド

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松下洸平と土屋太鳳『やんごとなき一族』(c)フジテレビ

 6月30日に最終回が放送されるフジテレビ木曜劇場『やんごとなき一族』に出演している土屋太鳳と松下洸平がクランクアップを迎えた。


【写真】記憶喪失で変わり果ててしまった健太(松下洸平)


 『Kiss』(講談社)で連載中のこやまゆかりによる同名コミックが原作の本作は、庶民の家庭から上流社会の一家に嫁いだ主人公・深山佐都(土屋太鳳)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫の健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。


 約4カ月間に及ぶ撮影期間を経て、土屋と松下が同時にクランクアップを迎えた。最後に撮影されたのは、佐都と健太、そして佐都の母・良恵(石野真子)の3人のシーン。ラストカットのOKが出ると、スタッフから「深山健太役、松下洸平さんオールアップです!」の掛け声とともに、まずは松下に盛大な拍手と花束が。松下は「撮影は3月から始まりましたが、準備期間を含めると、スタッフの皆さんはもっと前からこの作品に携わっていただいて、お疲れ様でした! 僕も台本を読みながら、“どんな健太にしようかな?”“どんな作品になるんだろう?”と一人で考えていたのですが、一人で考えても答えが出ず、現場に入って共演者の皆さんやスタッフの皆さんと話し合っていくことでしか、“役”というものは作れないんだなと改めて感じました」とコメント。そして「皆さんの力があってこその健太だったと思いますし、改めて、お礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました!」と深く頭を下げた。


 続いてスタッフから「深山佐都役、土屋太鳳さんオールアップです!」と声が上がると、ねぎらいの歓声と盛大な拍手が贈られた。座長として作品を引っ張ってきた土屋は、スタッフから花束を受け取ると「(撮影期間の)4カ月間、その前の準備も含めて、本当に本当にお疲れ様でした! この物語を作ってくださった、たくさんのスタッフの皆さんに支えられていると感じながら毎日撮影させていただいていました」と感謝の思いを語り、「ドラマの中ではスムージーをかけられたり、土下座をしたり、赤ちゃんを産んだり、まるでジェットコースターのような気持ちで、こんな感覚は初めてなんじゃないかと思いながら、撮影に臨んでいました。そして、私が佐都らしくいられたのは健太さんのおかげなので、感謝しています」と撮影を振り返った。


 二人のもとへ、一足先に撮影を終えた明人役の尾上松也や美保子役の松本若菜、大介役の渡邊圭祐、リツコ役の松本妃代、有沙役の馬場ふみかがサプライズで駆けつけ、土屋は「まさか!」、松下は「まじか!」と驚きの声を上げた。そして、現場が暖かい拍手に包まれるなか、土屋は「(共演者の)皆さん一人一人が、愛情をちりばめたお芝居をしてくださったおかげで、たくさんの方にこの作品を見ていただけたのかなと思います。皆さん、本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。


 6月30日放送の最終話では、突如として深山家に戻ってきた明人の恐ろしい計画が実行に移され、深山家に最大の危機が訪れる。そして、佐都との記憶を失ってしまった健太に対し、佐都はある決断をする。深山家を変えるため、これまで夫婦二人三脚で必死に戦ってきた佐都たちが迎える結末とは……。


(リアルサウンド編集部)


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