自分から相手に切り出しにくい話題ってありますよね。なかでも「お金の請求」は、言い出すのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。もしかしたらお金の問題は、親や兄弟が相手でも話しにくいものかもしれません。今回の投稿者さんもお金のことでモヤモヤしているようですよ。
『うちの子たちに会うため、母が毎月わが家に3泊します。年間にすると30〜40日。うちは子ども3人、裕福なわけでないので泊まりに来るたび食費や出費もかさみます』投稿者さんのお母さんは離婚を経て、今はおばあさんと一緒に暮らしているのだそう。きっとお母さんにとって、孫の成長は何物にも代えがたいものなのでしょう。孫に会うため、頻繁に投稿者さんの家に遊びに来るようです。毎月3泊4日、年間で考えると1年のうち1ヶ月ほどを投稿者さんの家で過ごしている計算になりますね。投稿者さんとしてはお母さんが滞在しているときにかかるお金がバカにならない……と考えている様子です。
気持ち程度でも渡してほしい……
投稿者さんはさらに自分の素直な気持ちを話してくれました。
『母から食費を渡されたことがなく……よく考えたら結構な額です。でも請求するのは酷でしょうか？ 少しでもいいんです。気持ち程度でも。気持ちよく付き合っていくためにも、モヤモヤした気持ちをどうにかしたいです』「チリも積もれば山となる」とはよく言ったもので、年間に1ヶ月滞在していると考えると食費や光熱費も結構な金額になりそうですよね。ほんの気持ち程度の金額でもいいから出してもらいたい、と投稿者さんはモヤモヤを抱えています。ひょっとしたらお金うんぬんよりも、「お金を払う」という考えがお母さんの頭にないことに対してイライラしているのかもしれません。
滞在中に必要なお金は請求していい！
悶々と考えている投稿者さんに対して、ママたちからは「お金を請求していいんじゃない？」とのアドバイスが寄せられました。
『請求していいと思うよ。うちも実母が水をジャージャー使うし風呂が長くてガス代も結構するんだよね』
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『お子さんが3人じゃ家計が厳しいよね。家事や子どもの世話など労働力で返してもらったり、3000円程度を食費としてもらえないかお願いしてみたら？』来るのはお母さん1人とはいえ、3泊4日も滞在するとなると食費や光熱費も意外とかかるものですよね。しかも投稿者さんのお宅はお子さんが3人。できることなら出ていくお金をなるべく抑えたいと考えるのは当然のことでしょう。「滞在のときには○○円を食費としてもらえる？」と交渉してみてもいいかもしれません。
『来ないで欲しいというわけじゃないのかな。じゃあ一緒に買い出しに行って払ってもらうのはどう？』
『一緒に買い物に行って、いくらか払ってもらったら？ そのほうがお母さんも自分の好きなものをリクエストできるんじゃない？』現金の受け渡しに抵抗がある場合には、お母さんと一緒に買い出しに行ってそのお金を払ってもらうという方法も。滞在中に食べるものや使うものを買えば、お母さんも気持ちよくお金を出してくれるかもしれませんね。
3泊4日は長い！短くしてもらったら？
毎月投稿者さんの家に3泊4日滞在するお母さん。その様子にママたちからは「滞在期間が長い」と驚きの声も挙がりました。
『冷静に考えたら毎月3泊4日は多いと思う。どちらにせよ食費はきっちりもらったほうがいい気がしてきた』
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『毎月は多すぎると思う。せめて半年に1回、しかも1泊。年1でもいいくらいだよ。子どもが小さいうちだとは思うけど、ちょっと来すぎだよね』
『そもそも日帰りにしてって言えば？ 正直毎月3泊もされるのは実母でも鬱陶しいわ』実母とは言え、毎月3泊4日で滞在するのは頻度も高いし日数も長すぎると判断したママたちもいました。投稿者さんも滞在中にかかるお金が気になるのであれば、思い切って滞在期間を短くするように頼んでみるのもいいかもしれません。
『泊まりに来るのは断れないの？ お金のことが言いづらいのならお泊まりを断ればいいと思う』
『子どもが3人いるんだし、お母さんも気づくべきじゃないかな。投稿者さんがお母さんにお金のことを言えないなら、もうお母さんに泊まり自体をそれとなく断るしかないよね』お金のことも滞在期間を短くするのも交渉が難しいと感じることもあるでしょう。それならば滞在自体を断る手もあります。しかし「来ないでほしい」とバッサリ断ったら「今までは滞在してもよかったのに、なぜ？」となりかねません。「ちょっと忙しくて……」「なかなか時間が取れなくて……」とやんわりと断ることから始めてみてはどうでしょうか。
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後編へ続く。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美
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