「熱中症」に症状がそっくりな「夏血栓」 対処方法を間違えると別の病気を引き起こすことも

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2022年07月01日 17:10  まいどなニュース

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写真熱中症、夏血栓ともに予防には水分補給が重要(metamorworks/adobe.stock.com)
熱中症、夏血栓ともに予防には水分補給が重要(metamorworks/adobe.stock.com)

 夏前から急増しているのが「熱中症」。似たような症状に「夏血栓」があり、間違いやすいので注意が必要です。

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 気温が高いことなどで身体の中の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整がうまくできず、体温が上昇することで引き起こされる熱中症。対して、夏血栓の方は暑さの中で脱水が進み、身体の中の水分が減少し、血液がドロドロになり、血液のかたまりである「血栓」ができて血管が詰まってしまいます。

 熱中症の症状はめまいやふらつき、立ちくらみや筋肉痛、筋肉の硬直、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感など。重症になれば意識障害、けいれん、手足の運動障害なども起こります。

 夏血栓もめまいや立ちくらみ、身体のしびれ、嘔吐などといった症状があり、最初は判別がつきにくいかもしれません。特に、夏血栓の中でも「一過性脳虚血発作」は熱中症によく似た症状です。怖いのは対処方法を間違えること。夏血栓の場合は脳梗塞など別の病気を引き起こす可能性があります。

 熱中症予防には、外出するなら帽子や日傘を使用し、水分補給をこまめにしましょう。家庭内や日常生活の中で起こる熱中症も少なくないので、エアコンを活用したり、服装で工夫したり、家庭内での対策もしっかり立てましょう。また、水分は定期的にこまめにとりましょう。外出や運動、入浴、就寝などの前後に水分をとることを心掛けてください。

 夏血栓の予防も水分補給が重要です。のどが渇かなくても早めに、かつこまめに水分補給することです。睡眠の前後にも水分補給することが大切です。熱帯夜になれば大汗をかきやすく、血液の流れが悪くなるかもしれませんし、脱水予防にもなります。これからの季節、熱中症にも夏血栓にも十分に気をつけてください。

◆尾原 徹司 東京医科大学卒業。東京女子医科大学消化器病センターを経て、神戸鐘紡病院消化器科に赴任。昭和57(1982)年に独立し、医療法人社団つかさ会「尾原病院」(神戸市須磨区妙法寺荒打/神戸市営地下鉄西神山手線妙法寺駅徒歩3分)院長に。

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  • ホームにしゃがみ込んでいる人がいるからって、緊急停止ボタンを押すんじゃねえ。あれは駅員呼び出しボタンなんかじゃないんだよ。
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