ウイリアムズFW14Bを所有するベッテル、シルバーストンでデモランを実施へ。カーボンニュートラル燃料を使用

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2022年07月01日 18:40  AUTOSPORT web

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写真ウイリアムズFW14Bでデモ走行を行うセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
ウイリアムズFW14Bでデモ走行を行うセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
 アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、F1第10戦イギリスGPの日曜日に、ナイジェル・マンセルがチャンピオンシップを制したウイリアムズFW14Bのデモ走行を、カーボンニュートラルな燃料を使用して行うことになった。

 F1における気候変動活動家であり、1992年のアクティブサスペンションマシンの誇り高きオーナーでもあるベッテルによると、この特殊な燃料を見つけるのは大変だったが、ウイリアムズの3.5リッターV10ルノーエンジンの出力や走行に影響はないという。

「すごく楽しいことになると期待している。みんなも楽しんでくれることを願っているよ。これは素晴らしい歴史的なマシンだし、そのサウンドを楽しみにしている」とベッテルは木曜日にシルバーストンで語った。

「燃料については、実際のところ探すことにさえ努力を要した。でも一旦見つけてしまうと、とても簡単だった。たった1回のシェイクダウンで使えるようになったよ」

 ベッテルはコースに行き、ファンに手を振りながらゆっくりと進むつもりはないという。彼は伝説のマシンに乗って、自身の能力を最大限に発揮することを楽しもうとしていると語っている。

「マシンは日曜日に見ることができる。30年前の状態とまったく変わらないよ。サウンドもまったく同じだ。走り方も同じ。数周走る前に完全に限界に到達させるつもりはないけれど、楽しもうと思う。つまり爽快に感じるくらいできるだけ速く走るということだ。これは僕が所有するマシンだしね。借りたマシンだったら少し事情は違うだろうけれど」

「楽しいだろうし、観客にデモンストレーションをするのは最高だと思うよ。モータースポーツは僕たちの情熱のすべてであり、僕たちが一緒に育ったものだ。僕が子供の頃に夢見ていたマシンは、他のドライバーたちが夢見ていたものとは違うかもしれないけれど、将来に責任を持って所有する方法を見つけることと、マシンとその歴史をともに存続させることは重要だ」

「結局、文化は音楽や芸術などいろいろな形で表現できる。僕たちが自分を表現するやり方は、クルマやレーシングカーを走らせることだ。それがすべて消えてしまったら残念だ」

「それが存続させる方法だと思うし、F1は2026年にその方向へ向かう。もっと早くなるかもしれない。多くの理由からそれは現実なんだ。すべてをうまくまとめながら楽しむ最高のやり方だと思おう」

 ウイリアムズFW14Bシャシー08は、ベッテルが2019年にボナムスのオークションで270万ポンド(約4億4000万円)という大金で手に入れたものだ。このマシンはマンセルのイギリスGP優勝とF1世界選手権タイトル獲得30周年の一環として、先週末グッドウッドで走行した。

「僕のアイデアだったんだ。これは僕のマシンで、何年か前、たしか4年前に買ったものだ。レッド5は92年のもので、赤く5と書いてある。そのことはマシンが30年前のものだということ以上に意味がある」とベッテルは説明した。

「もちろん僕のカーナンバーも5だ。初めての世界タイトルはレッド5で勝ち取った。当時の僕たちのマシンに書いてある数字はもう少し小さかったとはいえ、ナンバー5であることに変わりはなかった。カートでもナンバー5をつけていた。今もナンバー5をつけているから、そこにつながりがある」

「90年代初期には僕のF1の最初の思い出がある。あのマシンがそうで、その後もそうだった。これは僕のアイデアであり取り組みだ。このマシンがチャンピオンシップを制してちょうど30年後に僕が考えた。それにこのマシンは30年前にイギリスGPで優勝もしているんだ。最高のアイデアだよ」

「でも責任のあるやり方でやらなければならないと考えた。だから僕は日曜日にデモランをする時は、カーボンニュートラルな燃料を使う。モータースポーツの歴史、遺産、文化に、より責任のある形でこだわるということだ」

「だから初めてこのマシンをドライブし、音を聞くのが本当に楽しみだ。たくさんの人たちが僕と喜びを分かち合ってくれると思うよ」

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