マンチェスター・Cは7月1日、ドイツ人GKシュテファン・オルテガ・モレノを獲得したことを発表した。
移籍金が発生しないフリートランスファーでの加入となり、契約期間は2025年6月30日までの3年間。背番号は「18」番に決定した。
現在29歳のオルテガは、ビーレフェルト(ドイツ)の下部組織出身。2011年にトップチーム昇格を果たすと、その後は1860ミュンヘンへの移籍を経験し、2017年にビーレフェルトに復帰。以降はチームの守護神として活躍していた。2021−22シーズンは公式戦35試合に出場。ビーレフェルトはブンデスリーガで勝ち点「28」の17位に終わり、2部降格となったものの、オルテガは随所で好プレーを見せ、最後方からチームを支えていた。ビーレフェルトとの契約が6月30日で満了となったため、同クラブからは退団していた。
加入が決まったオルテガは、クラブ公式サイトを通じ次のように喜びを語っている。
「これは僕にとって素晴らしい移籍だ。マンチェスター・シティは素晴らしいチームで、あらゆる面でワールドクラスのクオリティーを備えている。この選手たちのグループに加わり、クラブの成功の継続に貢献するチャンスを与えられたことは、僕にとって夢のようだよ」
「ドイツでの生活は楽しかったし、支えてくれたビーレフェルトのファンにも感謝したい。でも、マンチェスター・Cに来てプレミアリーグでプレーするという新たな挑戦は、僕にとって無視できないものだった。チームメイトに会い、ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)や彼のスタッフと共に仕事をするのが待ちきれないよ」
また、マンチェスター・Cのフットボール・ディレクターを務めるチキ・べギリスタイン氏もクラブ公式サイトを通じて、次のようなコメントを発表している。
「これはクラブにとって非常に良い補強だ。素晴らしい才能の持ち主で、彼のキャリアがそのことを物語っている。彼は経験豊富なGKで、より多くのトロフィーを目指す我々の手助けをしてくれるだろう。彼は他のGKと競争し、若手を助けるために加入した。移籍が決まって本当に嬉しいよ」