ヤクルトは敗れマジック点灯ならず 高津監督「勝ちにつなげたかった」

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2022年07月01日 22:00  ベースボールキング

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ヤクルト・高津臣吾監督
● ヤクルト 4 − 6 DeNA ○
<10回戦・神宮>

 首位のヤクルトは勝てばマジック点灯という試合だったが、DeNAに効果的に得点を重ねられ敗戦。2リーグ制後のNPB最速点灯記録更新は、次戦にお預けとなった。

 先発の高梨裕稔が序盤に3失点。打撃陣は2回にオスナの9号ソロ、3回に山崎晃大朗のライトへの適時三塁打、山田哲人のレフトへの適時打で同点にしたが、4回と5回に高梨が再び1点ずつ失う展開となった。

 高津臣吾監督は試合後「何とか1点取って何とか追いついてと考えていたんですけど、逆に離されていくという展開になってしまった。非常に苦しかった」と振り返った。

 4−5と1点差の9回は、4年目の市川悠太がプロ初登板。1点を献上し突き放されたが、無死一・三塁の場面で代走の一塁走者・神里和毅を牽制でアウトにするなど、初めての一軍マウンドでも大崩れすることはなかった。

 高津監督は市川について「今日の経験を生かして、次またがんばってほしい。これが彼のデビューなわけですから、また一歩ずつコツコツと前進していってほしい」と次回以降の登板に期待を寄せた。

 「今永投手から4点取ったわけなので、勝ちにつなげたかった」と、悔しさをにじませた指揮官。連勝は4で止まったが、明日勝って再び勢いを取り戻す。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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