「大学受験期にスマホを自由に使えた」は8割 - 一日何時間利用していた?

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2022年07月02日 08:01  マイナビニュース

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スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は6月30日、「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は5月27日〜6月3日、 全国の「Studyplus」ユーザー(現役大学生)1,780名を対象に、インターネットで実施した。


大学受験期(高校3年生の夏頃〜卒業まで)にスマホを自由に使えたか尋ねたところ、82%が「自由に使えた」と回答した。



大学受験期、1日のうちどのくらいの時間スマホを利用していたか聞くと、「1〜2時間」(44.9%)が最も多く、「3〜4時間」(30.9%が続いた。「5〜6時間」が9.2%、「7時間以上」が5.7%と、5時間以上の利用者も15%を超えている。


受験期にスマホを使うことを制限したほうがいいと思うか尋ねると、65.1%が「少しした方がいい」、9.2%が「厳しくした方がいい」と答えた。25.7%は「制限しなくても良い」と答えている。


「在学中の大学が第一志望ではなかった」と回答した大学生にも同じような質問をしたところ、第一志望と回答した学生と比較すると、「制限しなくても良い」の割合が下がり、「少しした方が良い」「厳しくした方が良い」の割合が上がった。



第一志望の大学に合格し、「制限しなくても良い」と回答した人からは、 「スマホで勉強することで隙間時間に継続的な勉強ができる。スマホが勉強にも休憩にも利用できるし、勉強していない方がストレスになって使わないようになる」というコメントが寄せられた。



第一志望の大学に合格し「少し制限した方が良い」と答えた人の理由は、「スマホで調べて解決することなどがあるので厳しく制限する必要はないが、少しは制限して勉強のための時間を作る必要があると思うから」などだった。第一志望の大学に合格し、「厳しくした方が良い」と答えた人は、「スマホ依存症と言っていいほど常にスマホを触っていたので、勉強に使うアプリ以外はスクリーンタイムなどで親に無理矢理制限してもらわないと勉強に集中できないくらいだったから」という声を寄せている。



受験勉強のツールのひとつとして、何かしらスマホを活用していたか尋ねたところ、93.3%が「していた」と答えた。


具体的な内容を聞くと、「学習時間の管理での利用」(88.8%)が最も多く、「わからないことのネット検索」(67.7%)、「映像授業の閲覧(スタディサプリなど)」(45.7%)と続いた。


回答を通して見えてきたのは、"スマ勉"の具体的な内容には3つあることだった。1点目は学習管理アプリなど"学習をサポートするツール"としての利用、2点目は映像授業や学習アプリなど"学習教材"の利用、3点目は、不明点のネット検索やSNSを活用した情報交換など、"学習に関する情報交換・情報収集"としての利用だった。(フォルサ)

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